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二輪教習 失意と興奮の思い出

「あしたのジョー」に泪(なみだ)橋という橋が出てくる。

ドヤ街に流れ込んでくる人生の落伍者たちが
失意の元にその橋を渡ることから、そう呼ばれるようになったという。

丹下段平はジョーに向かって
「いつの日か泪橋を逆に渡ってやろう」
と言っていた。
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普通自動二輪免許(中免)をとりに行った教習所と
当時私が住んでいた場所との間には、一つの橋が架かっていた。

教習が順調に進んでいた頃は、
いつかはこの橋をバイクで渡るんだと意気揚々だった。

ところが卒検での失敗から、
バイクを操ること自体に自信が持てなくなってしまった。

長い長いスランプが続き
落ち込んだ気持ちのまま、その橋を渡ることが繰り返されるうち
何時しか私はその橋のことを、泪橋と呼ぶようになった。

あの頃は、もはや卒検に合格することは無理かもと思っていたが
何事にも明けない夜はない。

奇跡が起こったその日
私は矢吹丈、いや丹下段平になって、泪橋を逆に渡ったのだった。

あの日、興奮からきた身体の震えは今も忘れない。

そして教習車であったCB400SFのエンジン音を聞くと
いまだに嫌な緊張感が走るのだ。

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コメント

No title

私は二年半前ですねー、普通二輪を取るのに四苦八苦してました。エンストも転倒も10回じゃ足りないくらいはやりました。変な話ですが、あの時は本当に取れるとは思いもよりませんでした。
普通二輪を取って一年後に大型で同じ教習所に行ってCB400と再会。一度だけ乗る機会があり、一年の割にはとても懐かしかったです。

Re: No title

珍走さん

珍走さんも苦労されたんですね。
私の場合は、恥ずかしくて言えないぐらいの回数、卒検に落ちました。

司法試験だって、あれだけ何度も受けたら受かるんではないかなと思います(笑)


> 私は二年半前ですねー、普通二輪を取るのに四苦八苦してました。エンストも転倒も10回じゃ足りないくらいはやりました。変な話ですが、あの時は本当に取れるとは思いもよりませんでした。
> 普通二輪を取って一年後に大型で同じ教習所に行ってCB400と再会。一度だけ乗る機会があり、一年の割にはとても懐かしかったです。
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このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

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