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久々にバイクに乗って再発、そして再開するもの

セルが反応しない症状が再発した。

嘘のようにエンジンが目覚めるまでは、キーをOFFにしたり、ギアを変えたり、念を送ってみたりしながら、何度もセルを押さなければならない。

もちろん、その間にたっぷりと嫌な汗をかくことになる。

昨年12月を最後にパタリと症状が出なくなっていたのに。
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原因不明のまま猛暑の中を走った昨夏のツーリングでは、症状が頻発、それが次期愛車について考えるきっかけになった。

以降、大型アドベンチャーをターゲットに、Web記事やカタログ、YouTube等で情報をかき集め、心ときめく時間を過ごした。

一時は「アフリカツインの一番高いヤツに3つの固い箱をつければ、どこまでも走っていける」などと期待に胸を膨らませたこともあった。

しかしこのところ元凶が鳴りを潜めたていたこともあり、本件は一旦棚上げにしていたのだ。

そんな矢先に症状再発である。

棚に上げたものを、もう一度下ろそうか。

「どこまでも走っていける」をキーワードに検討再開と思ったが、先般までのような情熱が湧いてこない。

そもそも私のツーリングは、どこまでも走ったりしないのだ。

北海道に行った時ですら、1日の走行距離が少なすぎると友人から失笑を買ったものだ。

どうせならアフリカツインを買った気になって、セローとカブを買うか。

もちろんMT-09を手元に残しての増車だ。

どこまでも走ったりしない男の愛車選びは、どこまでも続く。
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「○○を買う金があれば、△△が手に入る」

これはバイク乗りにとって非常に危険な考え方です。

この思考を突き詰めれば次のようになるでしょう。

「バイクを手離せば、その金で毎日肉と寿司を腹一杯食べられる。」

私ですか?

当然大好きな肉も寿司も我慢して、これからもバイクで走り続けます。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

宣言開け前夜 ライダーの誓い

バイクのオドメータが一向に増えない代わりに、走行距離が飛躍的に伸びた。

ジョギングの話だ。
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非常事態宣言下、外出の回数は極端に減り、髪や髭が伸び、ストレスが増え、やがてジョギングが日課になった。

バス停を探しながら歩く太川陽介さんにも抜かれるようなスピードゆえ、調子が乗った日はどこまでも走り続けることが出来る。

おかげで10年近く住み続ける街にも、まだまだ知らない景色が沢山あることに気付いた。

手焼きせんべいのお店。

民家を改装した喫茶店。

いつも椅子にもたれて眠そうにしている古びたカーディーラの店主。

養鶏場とその匂い。

野草の列に誘われて進んだ先でみつけた馬霊を祀った塚。

火葬場の近くの真っ暗な坂道。

その坂道をのぼり切った後にあらわれる一本道と清々しい風。

そしてこの街には無数の行き止まりがあり、この季節には色とりどりのアゲハ蝶が舞うことを知った。
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緊急事態宣言が明ければ、オドメータは以前と同じように数字を刻み始めるはずです。

しかし行き止まりに出くわし後戻りする回数は、これまでよりずっと増えることになるでしょう。

この2カ月弱は、私に何かをもたらしたでしょうか。

今言えることは、たとえ第二波、第三波がやって来たとしても、怖気づくことなく人生を走り続けるということですにほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

懐かしいカブのサウンドに酔いしれて

幼少期、仮面ライダーに傾倒していた私にとって、カブはダサいバイクの頂点に位置するものだった。

ライダーになった後も、かつての愛車ダブヨンの排気音がカブにそっくりで、納車日にがっかりした記憶が思い出される。

しかし時代は変わった。今カブが熱い。

カブ、クロスカブ、郵政カブ、プレスカブ、そしてタイカブ。
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80年代前半、私の住む街にレンタルレコード屋がオープンした。

ちょうどその頃、叔父さんから無料でステレオコンポを譲り受けるという幸運にも恵まれた。

最初にレンタルしたLPは、チープトリックのONE ON ONE だった。

せっせと録音したカセットテープも歌詞カードのコピーもとっくに捨ててしまったが、今はアマゾンミュージックというものがある。

そういえば、初めてレンタルレコード屋の会員になる際、会費を節約するため友人のE君と1枚の会員カードを共同所有したのだった。

共同所有の提案はE君からあり、名義は私の名前で、会員カード自体も私が持っていてよいということだった。

会費は半額になる上に、E君と一緒にレコードを借りればレンタル費用も半額になる。

更に会員カードは私の手元にあるので、いつでも好きな時にレコードを借りることが出来る。

少ない小遣いをやりくりしていた私は、すぐに彼の提案に飛びついた。

一方E君は、レコードをレンタルする度にわざわざ私の家に訪ねてこなければならない。

なぜE君はわざわざこんな提案をしたのだろうか。

彼も中古のコンポを持っていたので、私のコンポを借りたいという訳でも無かったはずだ。

当時も同じ疑問が浮かんだが、E君に理由を問いただして彼が心変わりするのが怖かったので、私はあえてそのことを質問しなかった。

私はずる賢いクソガキだったのだ。

そんなE君とは何度か一緒にLPを借りた後、お互い違う高校に通い始めたこともあって、やがて疎遠になってしまった。

会員カードは私の手元に残ったが、時代はレコードからCDへと移っていった。
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アマゾンミュージックから流れてくる音楽が、チープトリックからE君が好きだったイエスに変わった頃、もう一度あの時の疑問について考えてみた。

当時E君がお母さんと二人で暮らしていたアパートには、彼の自慢のコンポが鎮座していたが、テレビは無かった。

電話は近所の親戚の家で借りていると彼は言っていた。

私は数百円の会費を節約したくて彼の提案を喜んだが、彼は会員登録に必要な電話番号を持たなかったのだ。

きっと彼はそんな事情を私に悟られたくなくて、理由を言わずに私に都合のいい提案だけを申し出たに違いない。

彼に理由を問いたださなかった私の行動は、結果的に正解だった。

しかし何十年も経って漸くあの疑問の答えに気付いた私は、思慮というものに欠けたまま大人になってしまっていたのかもしれない。

そして今、LPという言葉を誰も口にしなくなった。
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かつてダサいバイクの象徴だったカブも、今やクールなバイクの代表格なのです。

今では郵便配達のカブにすら、熱い眼差しを向けるようになってしまいました。

きっとカブでの旅は、大型バイクの上からでは見えない景色を見せてくれることでしょう。

思慮に欠ける大人になってしまった私ですが、カブの魅力についてはとっくに気づいているのです。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

次期愛車を選ぶ長い夜

連休最終日の夜を、穏やかな心で過ごす方法をご存知だろうか。

雑誌、小説、地図等、とにかくバイク関連の紙媒体に頼って気持ちを落ち着かせるのが一番だ。

先の連休では、カタログを使ってみた。
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カタログを眺めつつ、次期愛車選定についての検証を深めるのだ。

紙質ならアフリカツインがぶっちぎりのトップ。

説明の分かり易さではV-STROMが一歩抜け出ているだろうか。

テネレ700は写真が最も洗練されている。

3台とも甲乙つけがたい。

しかし、てんこ盛りの最新機能を推す他の2台に対して、「アルミ製鋳造サイドスタンド」を主な特徴として紹介するテネレの潔さには感服させられた。

「という訳で次期愛車はテネレに決めました」

そんな妄想を膨らませただけなのに、連休最終夜は穏やかにふけていった。
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次の愛車について思いを巡らせるのは至福の時間です。

しかし私は現在の愛車(MT-09)も文字通り愛しているのです。

軽くてコンパクトな車体にもかかわらず、キャンプツーリング用に積載性を最大限に拡張させた私のMT-09は最高の1台なのです。

それが証拠に、3台のアドベンチャーバイクへの妄想を膨らませたその夜も、夢の中で跨っていたのはMT-09だったのですから。
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にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ次回は久々に、ほとばしるMT-09愛を語る記事を書いてみるかな(誰も読みたがらないな、きっと)。

自粛下のバイクライフに将来を重ねる

バイクを走らせた。

橋から見える海には朝靄がかかり、遠くのタンカーが陽炎に浮かんだ小舟のようだ。

いつもなら真っ赤になった渋滞表示板が私の気力を奪おうとするが、今朝の表示板は赤色が消えているくせに、先へは進むなと訴えかけてくる。

もう一つ、あともう一つと橋を越えていく。

Uターンを決めたのは表示板に促されたからではない。

その道を曲がってみたかったからだ。
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最近は短い距離でも楽しめるように、より丁寧なライディングを心掛けています。

クラッチワークやブレーキング等に注意して走っているうちに、今更ですがバイクで走ること自体の楽しさを再認識できたような気がします。

いつかは長旅をする体力が無くなり、キャンプに行けなくなる日もやってくるでしょう。

それでもバイクのある生活が、ようやくイメージできるようになりました。

その時手元におくべきは、一体どのようなバイクになるのでしょうか。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

たまにつぶやきます

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