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正確無比なツーリングを貫く人の生き様

夏の猛暑が未だに居座っているかのような陽気だった土曜日。

湿度も高く、バイクから見える遠くの山々は霞んでいる。

とはいえ、このところカッパが手放せないツーリングが続いていたので、お日様の下を走れるだけでもありがたい。

陽気は初夏のようだが、やはり秋を感じさせる彩りの道志みちを走って辿り着いた場所は、山梨県道志村の久保キャンプ場。

都心から近いにもかかわらず、道志川沿いの自然豊かなロケーションと、出入り口のアトラクションがここの魅力。
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ここでマイナス4℃の夜を過ごしたのは去年の秋。

今年も覚悟はしていたが、季節が少し早かったためか、秋らしい快適なキャンプを楽しむことが出来た。
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さて、2年連続でここを訪れた理由は、「Vトークラジオ」のイベントに参加するため。

「Vトークラジオ」とは、例によって私がいつも聴いているポッドキャスト番組だ。

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パーソナリティのクロガクさんのトークにもますます円熟味が増してきて、第1回目の放送から聞き続けている身としては、感慨深いものがある。

番組内容が楽しいことはもちろん、既に100回を超える放送をほぼ定期的にアップし続けてきたという、番組作りに対するその真摯な姿勢は、なかなか真似できるものでは無いと思う。

そんなクロガクさんに感謝の気持ちを伝えたくてイベントに参加したはずが、今年もTシャツや番組グッズをいただいてしまった。

来夏には北海道ツーリングを計画されているクロガクさん。

「ぜひお供させてください」と言いたかったが、時刻表のページをたどるかのような正確無比なクロガクさんのツーリングに、ルーズな私がついていけるはずもなくそれは断念。

私とは真逆なツーリングスタイルを貫くクロガクさん。

そんなクロガクさんのツーリング話がとても新鮮だったりするVトークラジオの視聴はこちら
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ブログの良心を賭したグルメリポート@北海道ツーリング2018

ツーリングの際に有用となる情報を提供することは、バイクブログの良心と言っていい。

そういう意味でこのブログに良心はないのかもしれない。

しかし、ひねくれ者の筆者も、時にはツーリングに有用な?情報を提供したくなる。

ということで今年の北海道ツーのグルメリポートをお届けしたい。

去年のように、結局セイコマのジンギスカン肉が最高!などということは、ほざかないのでご安心を。

まずは宗谷本線の豊富駅近くにある丸勝亭から。

「北海道の豚肉はハズレなし」という私調べの定石に則り、カツ丼にチャレンジ。
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カツの海におぼれるかのごとく、厚みのある豚肉に圧倒されっぱなしの1060円。脂身だけでも丼飯1杯は軽くいける。これだけ食べても胃が全くもたれなかったのは、その土地が持つ力のおかげか。
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続いては、よさげな食堂を発見できないまま転がり込んだ美深の道の駅のレストラン。

前述の「北海道の豚肉にハズレなし」の実績データを蓄積するべく、生姜焼き定食960円をオーダ。
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豚肉は柔らかくジューシーだが、残念なことにサラダのキャベツには瑞々しさのかけらもない。混雑したお盆の昼時に乗り込んだ私が悪かったのかも。

さて場所はさらに南にくだって、上士幌の食事処「しいちゃん」で食べた魚定食950円。
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家庭料理の味が恋しくなり始めたタイミングで、この手作り感あふれた定食には大満足。

私が店内に入った時点で、昼時には遅かったからか他のお客はゼロ。ところが時刻が14時に近づこうとする頃から、妙齢の男女の一団がぞろそろと集まリ始めた。

もしやここは、よそ者が入ってはいけない、怪しげな団体か何かの集会所なのか?

はたしてその真相は、昼下がりのひと時に、この店が地元の男女の社交場(カラオケ会場)になるからでした。
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さて去年はご期待に添えなかったウニやイクラだが、今年は食べましたよ襟裳岬で。
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観光客でごった返す店内で、独り食べる豪華な食事はやはり苦手。来年はもっとゆっくりと海鮮を味わえるお店を探そう。

さて美食家を唸らせるようなこれらの食事群を差し置き、今回最も美味しかったものとは何か?。

それはセイコマのプチトマト(結局そこか!)
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写真のようにドレッシングをかけて食べるもよし。何もかけずそのまま食べても、とってもあま~いのだ。しかも瑞々しくて超フレッシュ。

そんなプチトマトが一盛り228円とは、もはや北の大地が産んだ奇跡といっても過言ではない。当然の如く、毎晩食べ続け、外食続きで偏った栄養バランスの均衡を保つのに一役買ってくれた。

さて、このままセイコマ推しで終わるのも悪くないが、もう一品、鵡川(むかわ)町の道の駅に併設されている「たんぽぽ」という食事処の定食をご紹介したい。

そこは最終日、苫小牧港に向かう道中、豪雨と海からの強風のおかげで、這う這うの体で転がり込んだ食事処だった。

残念ながら、秋からの名物であるシシャモを味わうには時期が早かったが、濡れ鼠のようになってしまった私を快く迎え入れてくれただけでもありがたい。

そこで私がオーダしたのはホッキフライ定食950円。
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失礼ながらホッキ貝のフライには何も期待はしておらず、ただ暖かいものをお腹一杯食べたい一心での注文だった。

予想通り、出されたフライはハムカツのできそこないのような風体。

北海道らしくサラダにホワイトアスパラが添えられれているのが、この店のせめてもの良心だろうと大上段に構えつつ、一口ホッキ貝のフライをほおばってみる。

ん?これは。。。

一口目はマヨネーズをつけたが、次は添えられている塩だけをつけて。

するとホッキ貝の苦みが口の中いっぱいに広がり、続いて目を閉じずにはいられないほどの幸福感に全身が包まれた。

強い磯の香りがフライの衣と中和して、上品な大人の味へと昇華しているではないか。

ホッキ貝のおかげで気持ちを奮い立たせることができた私は、北海道の神が与えたもうた試練(豪雨と強風)に怯むことなく走り続け、無事苫小牧港へと辿り着くことが出来たのだった。
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さてこの程度がこのブログの良心なのですが、その評価については読者の皆さんに委ねるしかありません。

ただ、長い行列を忍耐強く並んだ末にありつく食事もグルメなら、行き当たりばったりのお店で予想外な味に巡り合うことも立派なグルメだと私は思うのです。

(おまけ)
旅の出来事を振り返りながら苫小牧港でぼんやりと過ごすひと時は、私にとって何物にも代えがたい時間であり、来年の夏もまたここで、甘いものと一緒にコーヒーをすする幸せを感じたいと強く私に思わせるのでした。
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僕の大好きな管理人さん@伊那のキャンプ場

3連休の初日、私は人里離れたキャンプ場の山小屋の中にいた。

その日の朝、キャンプ場に電話を入れた私に対して、管理人さんは「昼過ぎには来てほしい」と言うではないか。

まだまだ走り足りないが、今回はソロキャンではないので、今さらキャンプ場を変更する事は出来ない。

不慣れな山道と濃霧のせいでノロノロと標高を上げることになったものの、なんとか昼過ぎに1番乗りで到着した私は、テントを張る暇すら与えられず、山小屋の中で管理人さんと初対面することとなった。

古びたパイプ椅子を指さし「そこに座りなさい」と管理人さんに言われた瞬間に感じた予感は、この後すぐに的中することになる。

お見かけしたところ70歳ぐらいだろうか、管理人さんの独演会が始まって30分ほど経過したところで、ようやく理解できたことが2つ。

1つめは、私が到着を急がされた理由。
それは管理人さんが「昼過ぎには山を下りて、その日は帰ってこられない」からで、私を無報酬の管理人代理に仕立て上げたかったから。

2つめは、このキャンプ場の経営方針。
「1泊千円払って土の上に寝るような客に偉そうにされるぐらいなら、そんな客には来てもらわんでいい」という管理人さんの言葉が全てを物語っている。

物凄い勢いでしゃべり終えた管理人さんは、軽トラのエンジン音を響かせながら山を下って行ってしまった。

日が傾く頃になってやってきた仲間達に先ほどの話をきかせてやると、皆が皆、目を輝かせている。その時、きっと私も同じ目をしていたに違いない。

彼等の気持ちは聞かずともわかる。「大海の中でダイヤをみつけた」ということだ。

3連休の初日だというのにキャンプ場に陣取っているのは我々だけ。

そう、このキャンプ場は我々にとって光り輝くダイヤ。そしてこのキャンプ場はあの管理人さんあってこそなのだ。

日が落ちて間もなく雨が降り出し、タープを吹き飛ばすような強い風も吹き始めたが、そんなものはダイヤをみつけた我々にとっては、今宵の宴を盛り上げる舞台装置のようなものだった。
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1泊千円払って土の上に喜んで寝る人達をこの地に引き寄せたのは、インターネットラジオの「ブーバイク」

「ブーバイク」では、無料で愉快な人の愉快なバイク話やキャンプ話を聴くことができるよ。スマホやPCにダウンロードして、好きな時に好きなだけ聴くことも出来るんだ。

「ブーバイク」に興味がある方はコチラ
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北海道のゼロ

4÷【12×(7+5)】=2.8%

この数式の意味がお分かりだろうか。

数値に単位をつけ加えると次の通りになる。

4時間÷【12時間×(7日間+5日間)】=2.8%

解説しよう。

去年7日間、今年は5日間、北海道を走り、晴れ渡った空を見た時間が4時間。つまり快晴だった時間が、日中全時間のうち2.8%だったということだ。
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極力雨雲が少ない地域を目指して走った結果でもこの数値。

しかも今年の北海道だけに限って言えば、先ほどの数式は以下のようになる。

0時間÷(12時間×5日間)=0%

もはや説明は不要だろう。
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そんな今年の北海道、朱鞠内湖畔で一夜を過ごした時のこと。

朝テントから顔をだし見上げた空は雲で覆われているが、夜通し降った雨が上がっているだけで清々しい気持ちになる。

いそいそと朝食の支度を始めていると、森の向こう側、湖の方角が朱く見える。一瞬何事かと思ったが、私はすぐにコッヘルを放り出して駆けだした。

たとえゼロの夏でも、北海道の夏はかように劇的だ。
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このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

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