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災難は続くよどこまでも(北海道キャンプツーリング2018)

なんとか火傷の痛みも消え無事寝付くことが出来たその夜のこと

寝ぼけ眼の向こうでは、雨がテントを強くたたく音が響いている

まだ辺りは薄暗く、もうひと眠りと思ったところで足先に違和感をおぼえた

飛び起きて足元をライトで照らしてみたところ、そこに水たまりが出来ているではないか

ペットボトルをひっくり返したかと思ったが、事態はもっと深刻で、降り続いた雨が浸水していたのだ

(マットがこんなに濡れるまで気づかなかったとは、一体どれだけ熟睡していたのか)
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浸水箇所にタオルで栓をしてみたものの、乾いていたタオルがみるみると濡れていく

その後はタオルを絞っては栓をして、また絞るの繰り返し
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幸い明るくなる頃には雨も弱くなり浸水も止まった

そしてこの日は北海道最終日

寝不足にはなってしまったが、浸水がツーリング初日でなかっただけ儲けもの

火傷の痕は残ってしまったが、痛みはもうない

小雨程度なら撤収も苦にならず、カッパを着込んだら、あとはのんびり苫小牧港までのラストランを楽しむだけ

北海道はただひたすらにポジティブな気持ちをライダーに与えてくれる、そんな土地なのだ
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さて帰宅後に過去の記録を調べてみたところ、このテントを使い始めてちょうど50泊目での浸水であることが分かった

強い雨風の夜を過ごしたことも多く、致し方ないかなという気持ちはあるものの、本格的なキャンプシーズンに向けて、予定外の出費は頭が痛い

北海道のくれたポジティブパワーは、帰宅後まで持続するものではないようだ
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理想のキャンプ場を求めて(北海道キャンプツーリング2018)

私の理想のキャンプ場は「大自然の中にあって野営感があふれ出るような場所」

北海道では、そんなキャンプ場には目をつぶってでも行き当たるだろうと思っていたが、意外とそうでもない
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そもそも北海道ではヒグマが怖くて、大自然の中では眠れない夜を過ごすだけ

街中近くにキャンプ場があるのも止む無しだ

だがせめてサイト内だけでも緑が一杯で無駄な照明の無いキャンプ場を求めていたところ、行きついたのが襟裳岬近くの百人浜キャンプ場
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静かな立地の森林サイトが美しい

唯一、理想のキャンプ場には無用の長物である自動販売機があることは興ざめではあるが、贅沢は言っていられない

それよりなにより連休中にもかかわらず、ガラガラなのが素晴らしい

さてそんなキャンプ場でディナーの調理中、火から下ろしたばかりの熱々のメスティン(西洋飯盒)で、太ももを火傷してしまった
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氷などの持ち合わせもなく、持参の軟膏を塗ってはみたものの、アルコールが入っているせいもあってか、このままでは寝られないのではと思うほど、患部がジンジンしてきた

そんな窮地を救ってくれたのが、無用の長物であったはずの自動販売機で購入したペットボトルだった
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冒頭の理想のキャンプ場像を以下の通り修正する

「大自然の中にあって野営感があふれ出るような場所※」
※但し自動販売機が設置されていること

理想と現実のギャップを見事に吸収してこそ、真のキャンパーというものなのだ
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走行ラインの考察 (北海道キャンプツーリング2018)

事故のリスクを下げるため、片側1車線の道路では、若干センターライン寄りを走ることにしている

少なくとも教習所で教わるキープレフトは事故のもと、ライダーなら誰もが知っている常識だろう

しかし北海道では事情が異なる


北海道の道はこんなだったり
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こんなだったり
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はたまた、こんなだったり
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ご存知の通り、信号はないし、交通量は少ないし、道は真っ直ぐに伸びる

こんな環境に慣れきった地元のドライバーの中には、スピードの感覚が麻痺してしまっている人が少なからずいる

前に見えるものは全て抜き去っていくその勢いは、雨でも霧でも留まるところを知らない

適度にハイペースで走っている車列であっても、一気に2台抜き、3台抜きは日常茶飯事だ

そんな北海道で、冒頭の「センターライン寄り」のポジションを守っていると、追い抜きを仕掛けてくる車との距離が近くなり、頻繁に怖い思いをすることになる

これを回避するために、車線の真ん中や左側を走るように心がけてみたが、更に追い抜きを助長することになり、怖い思いをする頻度が増えただけだった
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走行ラインの工夫が意味をなさないのであれば、あとはアクセルをさらに捻り込んで、交通の流れを自分で引っ張るしかない

しかし地元の方に聞くと、北海道でも速度違反の取り締まりは昨今かなり強化されているらしい

そもそも北海道にまできてスピードにこだわるのはどうかしていると思うし、普段よりゆっくり走るぐらいの方が、楽しい思い出を作るコツだと思う

だから私は来年もビュンビュン抜かれて、何度もこわい思いをすることに決めている
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北海道のはしりかた (北海道キャンプツーリング2018)

北海道の素晴らしさは一言では語りつくせないが、どこへ向かってもそこにキャンプ場があることは、私にとって大きな魅力だ

各地にあるキャンプ場は予約も不要なため、ツーリングルートを事前に決めておく必要はなく、行き当たりばったり、気の向くままのルート設定が出来る

毎夜テントの中で地図を眺めらながら翌日のルートを検討する作業は本当に楽しいものだ
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今年は日本最北端である宗谷岬を目指すことだけは決めていたが、その後は天気予報をにらみながら、なるべく雨量の少なそうな地域を走るべく、毎夜ルート検討に奮闘していた

行く先々では、やはり雨あり、曇りあり、まれに豪雨と薄晴れがあり、一喜一憂しながら走り続けたのだが、結果的に今年は宗谷岬から襟裳岬まで北海道を縦断する形なった

最終日、苫小牧港へ向かうサラブレット街道ではまたも豪雨に見舞われたが、太平洋から吹き付ける強風に4本のホクレンフラッグをはためかせながらのラストランは何とも心地がよかった
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今年は全色コンプリート
狙っていたわけではないが、やはり嬉しい
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将来競走馬として大金を稼ぐのだろうか
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雨の写真も雰囲気があって好きだ
でもピーカンの風景も撮りたかった
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北海道キャプツーリング2018 プロローグ

朝3時過ぎ、小樽港への着岸が近い

去年の苫小牧港着便とは違い、このフェリーであれば初日をフル活用できる

去年は道東を目指したが、今年はまず北へ進むと決めている

去年はいきなり高速道路を使ってしまったが、今年は下道だけをひた走るのだ

何もかも去年とは違う北海道が待っているはずだった

それなのに小樽港に入ったフェリーから見えるのは暗い雨、そしてスマホの週間天気予報にも雨マークがずらり

空模様だけは一週間雨に祟られっぱなしだった去年と全く同じになりそうだ

去年はそんな天気予報を見て絶望的な気持ちになったが、今年はただ笑いが込み上げてくる

3シーズン用のジャケットの上からカッパを着こめば準備万端
タラップからライダーたちが次々と飛び出していく

暗い雨がカッパを叩く中、歓喜の雄たけびをあげていたライダーは、私だけではなかったはずだ
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ライダーに対するドラマの影響力

『日本をゆっくり走ってみたよ』を観た

濱田岳さんが演じる32歳の漫画家が、ある目的のために一念発起して、バイクで日本一周するというロードムービーだ

全14話、こんなに夢中になったドラマは久しぶりだ

原作は吉本浩二さんという漫画家で、ご本人が実際に日本一周した際の経験をベースに、ストーリーが描かれているらしい

主人公がのんびり走るペースとシンクロするかのように物語が進み、旅好きの人ならきっと楽しめると思う

劇中、主人公が駆るのはYAMAHA セロー

そしてこの度、生産中止となっていたセローの再リリースが決定した

ここまでくれば次に買うバイクはセローで決まりだ

ドラマに影響されるなら、バイクの車種ではなく日本一周だろというツッコミを入れたくなるが、現実的な落としどころとしては、やっぱりセローなのだ
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このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

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