FC2ブログ

エロい北海道キャンプツーリング

齢をとったとはいえ、私も男である

エロい気持ちはある

しかしこれまで北海道では、まるで求道者のようにバイクで走り、テントで寝ることだけを考えて旅をしてきた

そもそも大自然の中では、エロい気持ちをかきたてる対象物など存在しない

しかし私は今回の北海道のキャンプ場で、ある若い女性と出会ってしまった

その女性は、自転車で北海道を旅するソロキャンパー
DSC05684.jpg 

彼女とは私の怪しげな英語を駆使して交流が進んだ

そう彼女は異国からやってきた女性

なんと40日間のキャンプ旅で、北海道を周った後は、青森にわたり東北を旅するというのだ

彼女がイタリア人であることを知り、何とか彼女の母国語で決め台詞をと思い、私がやっとの思いで絞り出した言葉が「ボーノ(おいしい)」

二人で笑いあったのはいい思い出だ

もちろん神に誓っていうが、彼女に近づいたのは下心があったわけではなく、異国の土地で、しかも自転車でソロキャンプ旅をしている彼女をみて、尊敬の念を抱かずにはいられなかったから

しかし神に誓ってしまったので正直に言うと、彼女と親しくなるにつれて、さよならの際「ハグ」があるかもしれないと、妙な期待をしてしまったのはここだけの話

そして別れの朝、彼女より一足先に撤収を済ませた私は、さよならを言いに彼女のもとに

すると目に涙を浮かべた彼女が両腕を広げて私に近づいてくるではないか

というのは私の勝手な妄想で、実際は固い握手で別れの儀式となった

お互いの旅の安全を祈ったあと、お別れの言葉はここ一番の決め台詞「ボーノ」、最後に彼女のとびきりの笑顔が見られたのは幸いだった


バイクにまたがった私に向かって手を振る彼女

そしてエンスト

信じられないほど出来過ぎのエンディングに、目に涙を浮かべていたのは私の方だった
DSC05701.jpg 

私には彼女のような旅はもうできないが、彼女のチャレンジ精神を見習って生きていきたい

そして彼女の人生に幸あれ
DSC05598.jpg 

宗谷岬 vs 襟裳岬(北海道キャンプツーリング2018)

そこに別段何があるわけではなのだが、日本の最北端に辿り着いたせいか、宗谷岬が目に飛び込んできた途端、予想以上の感慨が押し寄せてきた

しかし、しばらくして観光バスの一団がやってくると辺りは俄然慌ただしくなり、感慨に浸る雰囲気もどこかに消えてしまった
DSC05473 (1) 

それにしてもご一党さん方は最北端の碑にばかり注目するが、この偉人の銅像にはガン無視

我々が今こうして北海道を旅できているのも、このかたのおかげというのは言い過ぎか
DSC05468.jpg 

さて宗谷岬で短い感慨にふけったその3日後には、襟裳岬に立ち太平洋を見た

残念ながら宗谷岬のように「最北端の地」というような代名詞がない分、襟裳岬はガイドブック等でも扱いが雑なような気がする

しかしこちらは宗谷岬とは異なり、随分と景色がダイナミックである
DSC05633.jpg 

だが襟裳岬の魅力はこれだけではない

その魅力とはこれだ
DSC05648.jpg 

よくみえませんか?

では、これならどうだ
DSC05664 (1) 

四角で囲った所に、ある生物が沢山います

UMA?

矢印で指した影がその実態をとらえています

はたしてその正体はゴマアザラシ

私はこのゴマアザラシ達に魅せられた結果、気づくと2時間近くも襟裳岬に居座っていた

しかし皆さん、くどいようですが忘れてはいけません

我々が楽しく北海道を旅できるのは、ゴマアザラシ達のおかげではなく、先の銅像の御仁、間宮林蔵さんのおかげかもしれないということを

そして宗谷岬をディスり気味で終わるわけにはいかないので、最後にもう一つ

宗谷岬のほど近く、宗谷丘陵は最高の道

最北端を目指した価値はアリでした
DSC05453.jpg 


災難は続くよどこまでも(北海道キャンプツーリング2018)

なんとか火傷の痛みも消え無事寝付くことが出来たその夜のこと

寝ぼけ眼の向こうでは、雨がテントを強くたたく音が響いている

まだ辺りは薄暗く、もうひと眠りと思ったところで足先に違和感をおぼえた

飛び起きて足元をライトで照らしてみたところ、そこに水たまりが出来ているではないか

ペットボトルをひっくり返したかと思ったが、事態はもっと深刻で、降り続いた雨が浸水していたのだ

(マットがこんなに濡れるまで気づかなかったとは、一体どれだけ熟睡していたのか)
DSC05682.jpg 

浸水箇所にタオルで栓をしてみたものの、乾いていたタオルがみるみると濡れていく

その後はタオルを絞っては栓をして、また絞るの繰り返し
DSC05683.jpg 

幸い明るくなる頃には雨も弱くなり浸水も止まった

そしてこの日は北海道最終日

寝不足にはなってしまったが、浸水がツーリング初日でなかっただけ儲けもの

火傷の痕は残ってしまったが、痛みはもうない

小雨程度なら撤収も苦にならず、カッパを着込んだら、あとはのんびり苫小牧港までのラストランを楽しむだけ

北海道はただひたすらにポジティブな気持ちをライダーに与えてくれる、そんな土地なのだ
DSC05695 (1) 


さて帰宅後に過去の記録を調べてみたところ、このテントを使い始めてちょうど50泊目での浸水であることが分かった

強い雨風の夜を過ごしたことも多く、致し方ないかなという気持ちはあるものの、本格的なキャンプシーズンに向けて、予定外の出費は頭が痛い

北海道のくれたポジティブパワーは、帰宅後まで持続するものではないようだ
IMG_0891.jpg 

理想のキャンプ場を求めて(北海道キャンプツーリング2018)

私の理想のキャンプ場は「大自然の中にあって野営感があふれ出るような場所」

北海道では、そんなキャンプ場には目をつぶってでも行き当たるだろうと思っていたが、意外とそうでもない
DSC05421.jpg 

そもそも北海道ではヒグマが怖くて、大自然の中では眠れない夜を過ごすだけ

街中近くにキャンプ場があるのも止む無しだ

だがせめてサイト内だけでも緑が一杯で無駄な照明の無いキャンプ場を求めていたところ、行きついたのが襟裳岬近くの百人浜キャンプ場
DSC05678.jpg 

静かな立地の森林サイトが美しい

唯一、理想のキャンプ場には無用の長物である自動販売機があることは興ざめではあるが、贅沢は言っていられない

それよりなにより連休中にもかかわらず、ガラガラなのが素晴らしい

さてそんなキャンプ場でディナーの調理中、火から下ろしたばかりの熱々のメスティン(西洋飯盒)で、太ももを火傷してしまった
DSC05504.jpg 

氷などの持ち合わせもなく、持参の軟膏を塗ってはみたものの、アルコールが入っているせいもあってか、このままでは寝られないのではと思うほど、患部がジンジンしてきた

そんな窮地を救ってくれたのが、無用の長物であったはずの自動販売機で購入したペットボトルだった
DSC05681.jpg 

冒頭の理想のキャンプ場像を以下の通り修正する

「大自然の中にあって野営感があふれ出るような場所※」
※但し自動販売機が設置されていること

理想と現実のギャップを見事に吸収してこそ、真のキャンパーというものなのだ
DSC05691.jpg 



走行ラインの考察 (北海道キャンプツーリング2018)

事故のリスクを下げるため、片側1車線の道路では、若干センターライン寄りを走ることにしている

少なくとも教習所で教わるキープレフトは事故のもと、ライダーなら誰もが知っている常識だろう

しかし北海道では事情が異なる


北海道の道はこんなだったり
DSC05448.jpg 

こんなだったり
DSC05611.jpg 

はたまた、こんなだったり
DSC05541.jpg 

ご存知の通り、信号はないし、交通量は少ないし、道は真っ直ぐに伸びる

こんな環境に慣れきった地元のドライバーの中には、スピードの感覚が麻痺してしまっている人が少なからずいる

前に見えるものは全て抜き去っていくその勢いは、雨でも霧でも留まるところを知らない

適度にハイペースで走っている車列であっても、一気に2台抜き、3台抜きは日常茶飯事だ

そんな北海道で、冒頭の「センターライン寄り」のポジションを守っていると、追い抜きを仕掛けてくる車との距離が近くなり、頻繁に怖い思いをすることになる

これを回避するために、車線の真ん中や左側を走るように心がけてみたが、更に追い抜きを助長することになり、怖い思いをする頻度が増えただけだった
DSC05474.jpg 



走行ラインの工夫が意味をなさないのであれば、あとはアクセルをさらに捻り込んで、交通の流れを自分で引っ張るしかない

しかし地元の方に聞くと、北海道でも速度違反の取り締まりは昨今かなり強化されているらしい

そもそも北海道にまできてスピードにこだわるのはどうかしていると思うし、普段よりゆっくり走るぐらいの方が、楽しい思い出を作るコツだと思う

だから私は来年もビュンビュン抜かれて、何度もこわい思いをすることに決めている
DSC05482.jpg 

このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

たまにつぶやきます

カテゴリ別

カウンター