FC2ブログ

いい感じのライダーを目指せば、自ずと道は決まる

バイクに乗り始める動機は人それぞれだろう。

私の場合は、カッコいいバイクに乗ってみたかったからだ。

そしてそんなバイクを自由自在に操ることで、自分までが「いい感じ」になれるのではないかと妄想していたのだ。

「いい感じ」はともかく、カッコいいバイクには、SRXという具体的なイメージがあった。

残念ながら私が免許を手に入れる頃には、既にSRXは旧車の部類に入っていた為、初めての愛車はW400で手を打つことになった。
IMG_1028.jpg
手を打つと書いたが、W400の外観を私は愛していた。

だから5年後に手離すまで、ハンドルカバーは論外として、その美しさを守るためウインドスクリーンにも手を出さず、キャンプに行くようになっても、キャリアすら取り付けなかった。

「いい感じ」の自分には手が届かなかったが、カッコいいバイクには、こだわりを貫いたわけだ。

それから更に5年がたったが、相変わらず「いい感じ」の自分はどこかに置いてけぼりで、キャンプ場を巡っては自分探しをしている始末だ。

そして現在の愛車だが、カッコいいどころか、「いい感じ」すら通り越して、結局は「いい感じ」に仕上がってしまった。
IMG_20181006_125449 - コピー
近所の人は、大荷物をバイクに積んで出かけていく私の事を、バイク便か何かのライダーと勘違いしているようです。

しかし、このキャンプ道具を満載したMT-09の姿を私は愛してやまないのです。

かつてのSRXを基軸にした美的感覚は、もはや見る影もありませんが、望むところです。

私には私のバイクライフがあり、そこにバイクを語る上での私だけの美学がある、それはとても幸せなことだと思うのです。

にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へいい感じの自分も諦めた訳ではないんですけどね。

久々にバイクに乗って再発、そして再開するもの

セルが反応しない症状が再発した。

嘘のようにエンジンが目覚めるまでは、キーをOFFにしたり、ギアを変えたり、念を送ってみたりしながら、何度もセルを押さなければならない。

もちろん、その間にたっぷりと嫌な汗をかくことになる。

昨年12月を最後にパタリと症状が出なくなっていたのに。
DSC06089.jpg
原因不明のまま猛暑の中を走った昨夏のツーリングでは、症状が頻発、それが次期愛車について考えるきっかけになった。

以降、大型アドベンチャーをターゲットに、Web記事やカタログ、YouTube等で情報をかき集め、心ときめく時間を過ごした。

一時は「アフリカツインの一番高いヤツに3つの固い箱をつければ、どこまでも走っていける」などと期待に胸を膨らませたこともあった。

しかしこのところ元凶が鳴りを潜めたていたこともあり、本件は一旦棚上げにしていたのだ。

そんな矢先に症状再発である。

棚に上げたものを、もう一度下ろそうか。

「どこまでも走っていける」をキーワードに検討再開と思ったが、先般までのような情熱が湧いてこない。

そもそも私のツーリングは、どこまでも走ったりしないのだ。

北海道に行った時ですら、1日の走行距離が少なすぎると友人から失笑を買ったものだ。

どうせならアフリカツインを買った気になって、セローとカブを買うか。

もちろんMT-09を手元に残しての増車だ。

どこまでも走ったりしない男の愛車選びは、どこまでも続く。
IMG_20200531_112223 (1)
「○○を買う金があれば、△△が手に入る」

これはバイク乗りにとって非常に危険な考え方です。

この思考を突き詰めれば次のようになるでしょう。

「バイクを手離せば、その金で毎日肉と寿司を腹一杯食べられる。」

私ですか?

当然大好きな肉も寿司も我慢して、これからもバイクで走り続けます。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

懐かしいカブのサウンドに酔いしれて

幼少期、仮面ライダーに傾倒していた私にとって、カブはダサいバイクの頂点に位置するものだった。

ライダーになった後も、かつての愛車ダブヨンの排気音がカブにそっくりで、納車日にがっかりした記憶が思い出される。

しかし時代は変わった。今カブが熱い。

カブ、クロスカブ、郵政カブ、プレスカブ、そしてタイカブ。
IMG_20191104_122637.jpg
80年代前半、私の住む街にレンタルレコード屋がオープンした。

ちょうどその頃、叔父さんから無料でステレオコンポを譲り受けるという幸運にも恵まれた。

最初にレンタルしたLPは、チープトリックのONE ON ONE だった。

せっせと録音したカセットテープも歌詞カードのコピーもとっくに捨ててしまったが、今はアマゾンミュージックというものがある。

そういえば、初めてレンタルレコード屋の会員になる際、会費を節約するため友人のE君と1枚の会員カードを共同所有したのだった。

共同所有の提案はE君からあり、名義は私の名前で、会員カード自体も私が持っていてよいということだった。

会費は半額になる上に、E君と一緒にレコードを借りればレンタル費用も半額になる。

更に会員カードは私の手元にあるので、いつでも好きな時にレコードを借りることが出来る。

少ない小遣いをやりくりしていた私は、すぐに彼の提案に飛びついた。

一方E君は、レコードをレンタルする度にわざわざ私の家に訪ねてこなければならない。

なぜE君はわざわざこんな提案をしたのだろうか。

彼も中古のコンポを持っていたので、私のコンポを借りたいという訳でも無かったはずだ。

当時も同じ疑問が浮かんだが、E君に理由を問いただして彼が心変わりするのが怖かったので、私はあえてそのことを質問しなかった。

私はずる賢いクソガキだったのだ。

そんなE君とは何度か一緒にLPを借りた後、お互い違う高校に通い始めたこともあって、やがて疎遠になってしまった。

会員カードは私の手元に残ったが、時代はレコードからCDへと移っていった。
DSC06057 (1)
アマゾンミュージックから流れてくる音楽が、チープトリックからE君が好きだったイエスに変わった頃、もう一度あの時の疑問について考えてみた。

当時E君がお母さんと二人で暮らしていたアパートには、彼の自慢のコンポが鎮座していたが、テレビは無かった。

電話は近所の親戚の家で借りていると彼は言っていた。

私は数百円の会費を節約したくて彼の提案を喜んだが、彼は会員登録に必要な電話番号を持たなかったのだ。

きっと彼はそんな事情を私に悟られたくなくて、理由を言わずに私に都合のいい提案だけを申し出たに違いない。

彼に理由を問いたださなかった私の行動は、結果的に正解だった。

しかし何十年も経って漸くあの疑問の答えに気付いた私は、思慮というものに欠けたまま大人になってしまっていたのかもしれない。

そして今、LPという言葉を誰も口にしなくなった。
IMG_20190502_145713.jpg
かつてダサいバイクの象徴だったカブも、今やクールなバイクの代表格なのです。

今では郵便配達のカブにすら、熱い眼差しを向けるようになってしまいました。

きっとカブでの旅は、大型バイクの上からでは見えない景色を見せてくれることでしょう。

思慮に欠ける大人になってしまった私ですが、カブの魅力についてはとっくに気づいているのです。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

自粛下のバイクライフに将来を重ねる

バイクを走らせた。

橋から見える海には朝靄がかかり、遠くのタンカーが陽炎に浮かんだ小舟のようだ。

いつもなら真っ赤になった渋滞表示板が私の気力を奪おうとするが、今朝の表示板は赤色が消えているくせに、先へは進むなと訴えかけてくる。

もう一つ、あともう一つと橋を越えていく。

Uターンを決めたのは表示板に促されたからではない。

その道を曲がってみたかったからだ。
IMG_20200503_073937.jpg
最近は短い距離でも楽しめるように、より丁寧なライディングを心掛けています。

クラッチワークやブレーキング等に注意して走っているうちに、今更ですがバイクで走ること自体の楽しさを再認識できたような気がします。

いつかは長旅をする体力が無くなり、キャンプに行けなくなる日もやってくるでしょう。

それでもバイクのある生活が、ようやくイメージできるようになりました。

その時手元におくべきは、一体どのようなバイクになるのでしょうか。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

ブーなバイクはやめられない

分不相応な大金を投じ、命を危険に晒してまでも乗り続けたくなるバイクの魅力とは何だろうか。

バイクには人間の根源的な部分に触れる何かが存在すると睨んでいるのだが、未だに核心に迫ることが出来ずにいる。

少なくとも風と云々、あるいはライダー同士の絆云々というような薄っぺらな言葉でその魅力を表すことは出来ないはずだ。
DSC04349 (1)
かつて私は他者との交流を拒絶する、偏屈で独りよがりなライダーだった。

ところがそんな私があるものに出会ってちょっぴり変わった。

バイク系インターネットラジオ番組(ポッドキャスト)の「ブーバイク」こそがそれだ。

しかしブーバイクの魅力についても、バイクの魅力同様、真理を言い当てることが難しい。

唯一言えることは、バイクと同じくブーバイクにも中毒性があるということだ。

しかもこちらはバイクとは違って金も命もとられることはないので、誰にでもお奨めできて、健全なライフスタイルに組み入れることが可能だ。

最近リスナー数が急増しているらしいブーバイクだが、いつまでもリスナーに媚びない尖ったナイフのような番組であり続けていただきたい。
20161.jpg
さて本日4月18日は、毎年恒例、ブーバイクのパーソナリティ「さぼてんさん」と下々のリスナーどもが富士山の麓に集まり、空の下で怪しげな夜会を開くはずでした。

ところがこのコロナ騒ぎで中止の憂き目に。

私を変えてくれたブーのイベントが。むきーっ。
11.jpg
関東・東海地方では朝から冷たい雨が降り続いています。

しかしこんな天候であったとしても、コロナさえなければ、ブーとその仲間達はカッパを着込み愛車を駆って集結していたことでしょう。

何と言っても異常な人が異常な人達に向かって語りかけ、正常な人はブーに洗脳してしまうラジオ、それがブーバイクなのですから。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

先程ブーバイクについて「誰にでもお奨めできる」と書きましたが、あれは嘘でした。それでもブーバイクを聴いてみたいという残念なあなたはコチラから。

このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

たまにつぶやきます

カテゴリ別

カウンター