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バイク無くともマップルは買っておけ

ツーリングの道先案内に、ツーリングマップルは手離せない。
 
自分の冒険心をくすぐるのに丁度いいその縮尺サイズ。

掲載されている口コミ情報も多すぎず少なすぎず、想像力が掻き立てられる。

だから私はツーリングにGPSは使わない。
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マップルに頼ることで道に迷ってしまうこともあるが、そのおかげで良い景色に巡り合えたことは数えきれない。

ツーリングというゲームを楽しむのにGPSはお節介が過ぎるという訳だ。

もちろん道に迷わないため最低限の努力はする。

ここは怪しいなと感じるポイントがあれば、事前にネットで調べた情報を自らの手でマップルに書き込んでいく。
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上は少々極端な例だが、岡山県のラビット(※)というライダーズカフェ&お宿に辿りつくために書き込んだもの。

こうやって出来上がった自分だけのツーリングマップルは、私にとっての宝地図になる。だからこれからもマップルに頼るスタイルを変えるつもりはない。

にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ文字サイズが小さいマップル通常版でも「まだ見える」と言い張る私は意地っ張り。「意地を張らずにGPSやスマホを駆使しろよ」と思ったあなた、多分あなたが正しいです。

(※)ラビットに行った際に書いたラビット3部作はこちらから。

ライダーと走行距離の関係性について

走行距離の長さはツーリングにおける充実度と比例しない。

しかるに多くのライダーは走行距離の長さを好んで報告したがる。

走行距離は単なる結果であって、ツーリングを通して何をみて何を感じたのかを語ることこそ本来の姿であるべきだ。

そもそも他人の走行距離など知ったことではないし、それを聞かされてどうリアクションしろというのか。

走行距離などは文房具屋で買った自由帳に鉛筆で記すことで自己完結してもらいたいものだ。

それではこの夏の信州ツーリングを題材にして、ツーリングの報告とはこうあるべしというものをお見せしよう。

『朝4:00に起床し、朝食をとって5:15に出発しました。首都高、中央道を走った後~中略~夕方5:00前に長野県のホテルに着きました。暑さに負けずよく走り、この日の走行距離は500kmでした。』

「自由帳の中での完結はどうなったのか!」と言われても、初めての500km/日達成をここで報告しないで、どこで報告しろというのか。
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気を取り直して走行距離に関する考察を進めよう。

家族からの冷たい視線を顧みず家を飛び出し、暑さ、寒さ等、あらゆる艱難辛苦をものともせずバイクで走り続けるということは、そもそもストイックな人種にしかできない。

そうライダーは誰もがアスリート。

アスリートであるがゆえ、時にはツーリングで体験したこと以上の価値をもって走った距離が語られることになるという訳だ。

即ちライダーがマラソン走者のように走行距離を自慢することは至って常識的な行為であって、その行為に対して訳知り顔で批判的な言葉をぶつける行為こそ無粋であると言わざるを得ない。

一方「エセ」アスリートである私は、普段からタイヤを摩耗させることを忌み嫌っており、なるべく短い距離で充実したツーリングをしたいと願っている。

そんな私にとって、その答えがキャンプツーリンツグという訳なのだ。

次回ブログ予告。

『俺の年間テント泊数』こうご期待!
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ライダー達の真夏の正装を一刀両断

いきなり夏が来た。

こんな時、何を着てツーリングに出るか。

今日も強烈な日差しの中で、Tシャツをはためかせているライダーを多く見かけた。

「Tシャツでバイク?」

「こけたらどうするの?」

「自己責任だ、干渉するな!」

「事故が起きたら、自己責任では済まないんだよ!」

ライダーの正装について意見を戦わせる熱いバトルは、暑苦しいので見えないところでやってもらいたい。

ちなみに私は真夏でもプロテクターを忍ばせたメッシュジャケット、そして革パンにブーツ。

今日の私も最前線に向かう兵士のような出立ちで房総を走っていた。
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ところが温度計が35℃を指したあたりから状況は一変する。

身体に帯びた熱の逃げ場が無くなるのだ。

それとともに前へと進む気持ちが萎えていく。

早々に踵を返した帰路、休憩の回数を増やしても一度そがれた気力は戻らない。

結局軽い眩暈を覚えつつも、最後の力を振り絞って何とか帰り着くことが出来た。
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完全装備が仇となり、走りながら気を失うリスク。

Tシャツで走るリスクと比べて、どちらが危険なのかという熱い議論は、暑苦しいので他でやってもらいたい。

それでも私に意見を求めたいとおっしゃるなら、胸をはってこう答えよう。

「真夏にバイクは乗らない」

もう一つ。

このタイミングで「完全焚火マニュアル」の購入を勧めてくる通販サイトは、気でも触れたのだろうかと、この場を借りて問いかけたい。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
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鈴鹿8耐のある週末の過ごしかた

子供の頃、夏休みのテレビは1日1時間迄というご無体なレギュレーションに苦しめられたものだった。

今の子供達はスマホやテレビゲームなど選択肢が広がった分、苦労も多いことだろう。
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昨夜は鈴鹿8耐前夜として、BS日テレで伊豆を巡るツーリング番組が放送されていた。(今夜の楽しみに録画済み)。

前述の番組をリアルタイムで楽しめなかった理由は、親から「テレビ消しなさい!」と叱られたからではない。

同じ時間帯にNHKで襟裳周辺の魅力を掘り起こす番組が放送されていて、昨夏のテント雨漏り事件の記憶と重ね合わせながら、画面に食らいついていたのだ。

さらに続いて、その夜のブラタモリが摩周湖、硫黄山、阿寒湖、オンネトーとくれば、これは土曜の夜を無気力にテレビの前で過ごせとの天からの啓示だと解釈するしかなかった。

そして今日、昼間から鈴鹿8耐が生中継されている。

画面の前で何時間座り続けようが、大人になった私を咎める者などいない。

しかし私が本当にやりたいことは、色とりどりのバイクが抜きつ抜かれつする姿を眺めることではない。

自らのバイクで知らない道を走ること、それこそ今の私に必要なことだ。

たとえそれが暗く冴えない雨の道であっても。
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全ての8耐のライダーが無事にレースを終えることを願いつつ、暑さに負けた無気力ライダーとして再び画面の中の鈴鹿に戻ります。
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臨時ボーナスで再構築するバイクとの関係性

一般的に逃避という言葉は、ネガティブに受け取られがちだ。

しかし逃避こそが、人類が種を綿々と受け継いできた中で手にした最も崇高な能力なのだ。
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北海道の上陸予定日まで、あと1カ月をきったが、フェリーのチケットはキャンセル待ちのまま。

このような時、己の力では如何ともしがたい事をおもんばかりつつ時間を費やすことは、建設的とは言えない。

心躍らせながら周到な準備を進めた挙句、チケットが確保できませんでしたでは、残暑を乗り切る体力さえ奪い去られてしまうだろう。

だからこの時期、私は北海道の存在を一旦頭の中から消し去る。そして逃避の準備を進めるのだ。

北海道に渡り涼夏のキャンプ旅を楽しむには、どうしても10万円程度の軍資金は必要になる。

しかし北海道の存在を一旦消すことで、この軍資金が宙に浮き、その結果私に臨時ボーナスが舞い込んでくるのだ。
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ここ数年の私は、バイクを単にキャンプ道具を運ぶための二輪車にしてしまった。
 
バイクを本来の姿、即ち心の中のロマンを揺さぶる乗り物に戻すためには、まず乗り手が変わらなければならない。

私は免許取得後すぐにバイク用の革パンを購入し、現在も履き続けている。

当時はバイク用の革パンといえばブーツカット一択だったが、昨今のトレンドからみれば、そのシルエットに野暮ったさが漂う事は否めない。
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もし時代遅れのシルエットを一掃し、乗り手が生まれ変わることが出来れば、私とバイクとの間において、もう一度ピュアな関係性を取り戻すことが出来るはずだ。

今夏、冷房の効いた清潔な部屋に泊まりつつ、流行のシルエットを身にまとったライダーが長野あたりの山岳ツーリングを楽しんだとしても、先の臨時ボーナスがあれば十分だ。
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「臨時ボーナスではなく、仮想ボーナスだろ!」とツッコミたくなるとは思いますが、いずれにしろ私の金ですので、その指摘はお節介というものです。

そして頭の中では逃避行が続くのですが、結局はフェリーの結論が出ない限り身の振りようがなく、悶々とした夏が続くのです。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

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