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人生の岐路に立つキャンプイベント

私が早徹(※)を信条としていることは以前にも書いた。

(※)テントで一夜を過ごした翌朝、出来る限り早く撤収を済ませバイクで走り出すこと。

私が早徹をする最大の理由は、キャンプ場の周辺にバイクを走らせるのに気持ちの良い道が広がっているから。

スキーヤーが朝食もそこそこにロッジを飛び出し、まだシュプールの描かれていないバージンスノーを堪能するが如く、私はツーリングロードを走る今日最初のライダーになりたいのだ。

そんな私は今週末、バイク系インターネットラジオ(ポッドキャスト)としては日本最大のキャンプイベントである「旅バイク祭り」に参加していた。

今年は全国各地から300人弱ものリスナーが愛車を伴って、会場である山梨県のハートランド朝霧に集まった。

隣のテントの方に自己紹介すると「あーあのブログの」と言ってくださる方がいらしたりして、その時点で「この偉業はブログに書こう」と有頂天である。

旅バイク祭りとは、このブログが私の自慢話を披露する場に成り下がるほどの大きな喜びをくれる、そんな素晴らしいイベントなのだ。
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そしてそんな楽しい時を過ごした翌朝、まだシュラフから出てもいない頃から、道が私を呼ぶ声が聞こえてくる。

そう今回も早徹だ。

その後、誰もいない脇道で静かに佇むオジサンと知り合えた事は、やはり早徹のおかげだと断言できる。
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しかし、これまで早徹によって様々な恩恵を受けてきた私だったが、今回は事情が違っていた。

後から振り返ってみると、私がオジサンと心を通わせていた丁度その頃、イベント会場では予想外の出来事が起こっていたのだ。

なんと、わざわざ200人を越える参加者の中から、顔も知らない私に会うべくオレンジのMT-09を探したが、見つけることができず断念したというツィートが流れているではないか。

関西在住のその方は、昨夜遅くに現地入りして朝一番で私を探してくださっていたのだが、当の私は道が俺を呼んでいる等と粋がって、その頃には既に早徹をきめてしまっていたのだ。

愚かだ。

このイベントの主旨を少しでも顧みていれば、早徹など愚の骨頂であるという判断がついたはずだ。

愚かすぎる。

こんな私など、あのオジサンに農薬を盛られて死んでしまえばよかったのだ。

ということで早徹に憑りつかれたコベはもう死んだ。

いやそれだけでは不足だ。

そもそも誰かが来て下さるのを待っている姿勢からして性根が腐っている。

そうだ、新生コベとして参加する来年の旅バイク祭りでは、こちらから出向き挨拶してまわろう。

そして次回こそは早徹の誘惑を断ち切ることができるよう、今後のキャンプでダラ徹(ダラダラと撤収)の術を一から学んでいくのだ。
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実は会場で私を探して会いに来てくださった方は、他にもいらっしゃいました。本気で嬉しかったです。これからを生き続ける喜びとなりました。ありがとうございました。

そして、このように熱気あふれる素晴らしいイベントを開催してくださった旅バイクのratさん、女子バイクのようこさん、スタッフの皆さんありがとうございました。
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上のような早朝の風景は撮れなくなるかもしれませんが、私、ダラ徹王を目指して精進します。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

キャンプツーリングを楽しむための素養

小学生の頃、忘れ物の数は教室の中で常にトップクラスだった。

つまり当時の私は、注意散漫なクソガキだったということだ。

だがそんなクソガキも、いくつかの大きな失敗で学んだからか、今や周囲から「周到な」という形容詞をつけて語られるような立派な大人に成長した。
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先程、来週末のキャンプのパッキングを終えた。

行先はこれまで何度もテントを張ってきた朝霧高原だが、暑い時期は初めてになる。

果たして現地の夜も暑いのか、それとも涼しいのか、あるいはすでに寒いのか。

蚊取り線香は必要だろうか。

たとえ蚊がいなくとも、去りゆこうとしている夏を偲ぶことができるフレグランスとして持っていくのも悪くないかもしれない。

このように、蚊取り線香一つとっても、あれこれ思案をするためパッキングは一向に捗らない。

しかしこの考えを巡らせている時間がとても好きだ。

前夜に慌ててパッキングするなどということは、キャンプツーリングの魅力のいくらかを放棄しているように感じてしまう。

だからパッキングはじっくり時間をかけるのが常だ。

キャンプツーリングとは自然の中で解放感を味わうだけではなく、周到な準備からはじまって、帰宅後には次回のため各種道具のメンテナンス含め、トータルで楽しむ余裕のある大人のための趣味なのだ。

私などは、おおよそ週末の午後は書斎でキャンプ道具のメンテナンスに時間を費やし、すべて納得がいく陽の傾きかける頃から、やおらソファーに身を委ね、スコッチとシガーの紫煙を楽しむのが常だ。

さて周到な大人に成長した私だが、このように十分に時間をかけて準備をしていても、キャンプに行けば、毎回現地で忘れ物に気付いて「あちゃー」となるのが常なのだ。

まさに三つ子の魂百まで、周到に準備することを覚えても注意散漫さは相変わらず、人は簡単には変われないのだ。
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差し当たり只今は、ヘッドランプとLEDランタン用の電池を充電中なので、こいつらのことを忘れないように注意している。

と、電池に気をとられている間に、きっと大事なものを見逃しているに違いない。

しかし安心したまえ。

無いなら無いで、なんとかして楽しむのがキャンプツーリングの醍醐味。だから私のような注意散漫な大人でも、こんなに楽しむことができるのだ。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

雨降る北海道とバンバン

「雨ばかり続く北海道を走って楽しいんですか?」

先日のキャンプで、こんなことを聞かれたのだが、上手くは答えられなかった。
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一昨年前の夏の北海道、現地6泊7日間のキャンプツーリングの全日程で、冷たい雨が降った。

かつてその際の没ネタをまとめた記事を書いたことがある。

冒頭の質問の答えは多分その記事の中にあるはずなのだが、先週のキャンプ場ではそれを上手く言葉にすることが出来なかった。

洗練された文章はその記事のどこにも見当たらないが、我ながら自分の素直な思いを書き綴ることが出来ていて、これまでも、とあるごとに読み返してきた。
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私には、一方的にブログの師匠と呼び尊敬するブロガーさんがいる。そしてそのかたは旅人としても私の師匠だ。

そんな師匠のブログで、なんとこの度、先程の私の記事が紹介されてしまったのだ。

その事実を目にした昨夜から興奮さめ止まぬまま今に至り、挙句にはそれをここで自慢してやろうという魂胆なのだ。

私同様、熱心な読者だという方も多いだろうその師匠のブログとは『車が3つの轟さん日記2』
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師匠とはこれまでにもツィッターで何度かやりとりをさせていただいたことがあるのだが、直接お会いしたことがない。

しかし師匠とはいつかどこかのキャンプ場で、それともどこかの道端で、きっと偶然にお会いできると信じている。

だから私はこれからも旅先でスズキのバンバン200をみかけたら、相手に不審がられるぐらいに追い回し続けるのだ。

そうして師匠の背中を追いかけつつ、バイクに乗ってブログを書き続けよう。
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生き残りを懸けた富士山キャンプツーリング

屈強な体躯と高い知能をもったネアンデルタール人が滅んだのは何故か。

それは、コミュニティを作る能力が、ヒトに比べて劣っていたからだ。

めまぐるしく変化する自然環境に順応し生き残っていくためには、大きなコミュニティの中で知識を蓄積していく必要があったのだが、彼らが作るそれは家族単位の小さなものだったのだ。

私もソロキャンプばかりを繰り返していては、いつかネアンデルタール人と同じ運命を辿ることになってしまう。

ということで、生き残りの知恵を磨くため、先週末に続いて今週末もキャンプイベントに参加した。
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キャンプ場では、そんな知識の習得に勤しんだのだが、酔いのせいかよく覚えていない。

たしか、茨城県の大洗という町では、砲身を積載していないバイクはキャンプ場に入れてもらえないとか、メダカを育てればバイク購入資金を稼げるとか、フェスでキャンプをしない奴はキャンパーに非ずとか、そんなことを吹き込まれたはずだ。

とにかく記憶が定かではないのだが、「フェス」のくだりさえ押さえておけば、今後もキャンパーとしてやっていけそうな気がする。

いや、正しくはキャンパーとして「やれそうな」気がするだったか。

そんなおぼろげな記憶を紐解きつつ、この夏はソロキャンパーとしてフェスに乗り込みたいと思っている。。
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さて、こんな怪しげなブログの情報に惑わされるのには、もううんざりだという方も多いでしょう。

そんな時は、今回のイベントの主催者であるクロガクさんがパーソナリティをつとめる「Vトークラヂオ」を聴いてみては如何でしょうか。

ツーリングと鉄道について、正確無比な情報提供を信条とするクロガク兄貴が、きっとあなたの探究心を満たしてくれることでしょう。
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尚、冒頭のネアンデルタール人ですが、絶滅の理由には諸説あるので、他の人に吹聴しないように。
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求道ライダーの振る舞い

週末を過ごしたキャンプ場で、このブログの読者だという方から「今回はどんなネタを書くんですか?」と話しかけられた。

このブログを評して「ネタ」とは何事か。

どうもBモードの達人の文学的価値を理解しておられないようだ。

さて、この週末は、これまで何度かご紹介したバイク系インターネットラジオ「ブーバイク」のキャンプイベント(通称:ブー富士)に参加した。
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ほぼ毎年開催されてきたこのイベントへの参加を重ねる中で、私は「早撤」の地位を築いてきた。

「早徹」とはテントで一夜を過ごした翌朝、誰よりも早く撤収を終え、いの一番でキャンプ場を立ち去る者だけに与えられる称号だ。

早徹なるもの、目覚ましの類を使うのは邪道。そして出発を急ぐからといって、朝食を抜く等は論外だ。

鳥のさえずりで目を覚まし、しっかりと朝食をとった後はお茶をたしなむ。そして身体をほぐしがてらキャンプ道具をバイクに積み込み、仲間が寝ぼけ眼でテントから顔を出すタイミングを見計らって、ボンとエンジンンに火を入れるというのが、早徹の神髄である。
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ところが今回、そんな早徹道を極めてきた私の座を脅かす輩が現れた。

残念なことに、私がテントをたたみ始めた頃、彼は既にすべてを終え、ヘルメットとグローブを身に着けていたのだ。

早徹の座も遂にここまでか。

そんな私の思いを神が聞き入れたのか、彼のバイクのセルが回らない。どうやらバッテリー切れのようだ。

思わぬところで起死回生のチャンスが転がり込んできた。

しかし旧車を操る彼に抜かりはなかった。シートにくくりつけられたバッグに手を伸ばすや、ブースターケーブルを取り出したのだ。

本来なら絶体絶命だったはずの事態を、彼は数分のロスだけで乗り切った。

不本意ながら、遂に笑顔で彼を見送る立場に回ることになってしまったのだが、荒れたフィールドが私に味方して、彼が立ちごけすることに最後の望みをかけた。

しかし愛車にまたがった彼は、ヘルメットを上下に揺らしながら、小さくなっていった。
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以上が朝もやの中で起こった王座からの転落劇だったのだが、我こそは早徹なりという読者がいらっしゃったら、ブーバイクを聴いたうえで、ブーイベントに参加して欲しい。

今やバイク系インターネットラジオ最大のオカルト派閥になったブーバイクが、きっとあなたを優しく迎え入れるだろう。

そして王座奪還を虎視眈々と狙うこの私と、早徹の雌雄を決しようではないか。
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今回のネタは如何でしたでしょうか。ネタがイマイチな時ほど写真が多くなるなどという感想は、どうかあなたの心の中だけに留めておいていただきたい。
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このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

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