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北海道キャプツーリング2018 プロローグ

朝3時過ぎ、小樽港への着岸が近い

去年の苫小牧港着便とは違い、このフェリーであれば初日をフル活用できる

去年は道東を目指したが、今年はまず北へ進むと決めている

去年はいきなり高速道路を使ってしまったが、今年は下道だけをひた走るのだ

何もかも去年とは違う北海道が待っているはずだった

それなのに小樽港に入ったフェリーから見えるのは暗い雨、そしてスマホの週間天気予報にも雨マークがずらり

空模様だけは一週間雨に祟られっぱなしだった去年と全く同じになりそうだ

去年はそんな天気予報を見て絶望的な気持ちになったが、今年はただ笑いが込み上げてくる

3シーズン用のジャケットの上からカッパを着こめば準備万端
タラップからライダーたちが次々と飛び出していく

暗い雨がカッパを叩く中、歓喜の雄たけびをあげていたライダーは、私だけではなかったはずだ
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ノートで蘇る北海道ツーリング

昨夏の北海道に持って行ったノート

その日にあったことを、短いフレーズにしてノートにしたためた

そしてそんなフレーズのいくつかはブログのネタになった

一年の時を経て去年のボツネタを紹介したい


『原野 テンションあがる』
「はらの」ではない「げんや」。原野は冒険小説の中だけの言葉だと思っていたが、実際にそんな場所が存在するのだ
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『両国』
足寄の蕎麦屋の屋号がなぜか両国、店名の由来は店員さんもご存じなかった


『シャワーなし おばちゃん優しい 400円』
受付のおばちゃんが、疲れは取れたかと優しく声をかけてくれた屈斜路湖畔の寂れた温泉

『屈斜路湖 激混み、静か 450円』
キャンプ場は激混みなのに夜は物音一つしない、本州のキャンプ場では考えられない
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『美幌峠 霧 みえず』
絶景のはずが真っ白で何も見えない


『濃霧、12℃、雨、牛』
・・・・


『取れなかったことなし』
湯船で隣り合わせになった神奈川からきたライダーの言葉。「20年連続で夏の北海道を走っているが、毎年帰りのフェリーは予約せず、当日のキャンセル待ちで絶対に大丈夫」と言っていた。信じていいのか!?


『民家の人に道を尋ねる』
お庭の手入れの最中に、オホーツクシマリス公園への道を尋ねると、丁寧に教えてくださった。内心、「おっさん一人で何しに行くの?」と思っていらっしゃったかも
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『ウナベツ休暇村 300円 長靴』
日帰り湯は地元の人で一杯、玄関に並んだ長靴からは牛舎の匂いがした


『オホーツク越しの知床半島』
雲がかかった遠くの半島が地の果てにみえた
何のためにあそこに向かって走るのかと不思議な感覚に陥った
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『○○のテネレ乗り 鹿一頭』
最果ての地の峠で同郷のライダーに会えるとは。2人でカッパを着こんでいると、目の前に一頭の鹿が現れる。立て看板には「ヒグマ生息地域」の文字が


『キャンパーネーム ○○○○れ』
関西の有名なキャラクターと似ているという理由で「○○○○れ」とのキャンパーネームを持つ男性と知り合う。

かつては何度もバイクで北海道を旅したそうだが、今は家族をバンに乗せて、毎年関東から自走で北海道に通っているそうだ。

現在も70年代のBMWを維持していると言っていた

彼は独りで旅する私を羨やましがったが、私は家族水入らずで北海道をドライブする彼を羨ましいと言った

「ライダーは独りが良いといっても、結局は寂しがり屋」とは彼の名言


『北太平洋シーサイドライン 物凄い絶景』
雨でも絶景とは恐るべし
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『〒 コンブ漁のレース』
浜中町の郵便局で、局員さんは地元の色々な情報を親切に教えてくれた。ファイターズのユニフォームがとてもよく似合う局員さんだった


『ゆうゆ 500円 ソフト 200円 サイコー』
北海道にきて、初めてシャワー、シャンプーそして休憩室が揃った風呂に入って、とても気持ち良かった。入浴後のソフトクリームは、あの味で200円とは信じられないコスパ


『チャリダー 6日目』
横浜から自転車で北海道キャンプを楽しんでいる若者と知り合う、北海道に上陸後6日目で、ようやく太陽を見たと笑っていた

彼は距離が稼げるバイク旅に憧れると言ったが、走れる距離は短くとも、充実した旅をおくっているのは絶対に彼の方だ


『雨・キリ表示⇒動物注意』
どんなに雨でも濃霧でも、北海道の電子標識の表示は「動物注意」。地元の人達からは何度も「鹿の飛び出しには気をつけて」と言われた
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『ホムセン箱2段積み』
CB1300SBのキャリアには、空高く積み上げられた2段のホムセン箱、静岡からのタンデムで、奥様の笑顔が二人の幸せを物語っていた


『神々の遊び』
霧多布岬からみた暗闇の中の夕焼け。。。と思い込みたかったが、事実は雲に映った遠くの街の灯りだったようだ
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『スピード違反』
延々と続く直線道路の脇にはパトカーと根室ナンバーの乗用車。遮るもののない道で、乗用車はいったい何km出していたのか、旅先で免停なんて考えただけで恐ろしい


『ファミリーキャンパー ほほえましい』
親子4人でキャンプ中のお母さんが「騒々しくてごめんなさい」と私に謝る。テントのそばで夕食を食べていると、隣では小学生の姉妹の歌謡ショーが始まる。ピンクレディー、松田聖子、早見優。。。

全然騒々しくない


『圏外』
オンネトーのキャンプ場は携帯圏外。マジか。クマが出ても助けを呼べない。
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『雨&霧、なかやま湖 赤いSS 事故』
最終日にワインディングで遭遇したバイクと自動車の事故。運転手らしき男性に何か手伝うことがありますか?と聞いたら、大丈夫ですとのこと。自分も今一度気持ちを引き締めよう


『秋田 スクータ おじいさん』
雨が続くので予定を切り上げてこれから秋田に帰るとのこと
かなり高齢なご様子だったが、旅慣れていらっしゃってカッコよかった


『ほくれん 定休日』
たどりついた占冠のホクレンGSは定休日。道央のホクレンフラッグがゲット出来ずがっかり。しかしその直後に起きたあるライダーとの再開の記事はコチラ


『Victria ステーキー サラダバー 1393円』
キャンプ飯以外では、これが一番美味しかったかも。北海道のファミレス恐るべし。というか俺の味覚恐るべし。


「フェリーをみながら一息 カフェバー ハニートースト 780円」
帰りのフェリーを待つ間、港をぼんやり眺めながら食べたハニートーストの味。疲れた体に染み渡るあの甘さは、北海道を無事に走り終えたものにしか味わえない。


『色々な人に話しかけられる 誰にでも話しかけたくなる キャンプ場でも街でも』
北海道にまた行きたくなる最大の理由がこれだと思う。今年もフェリーのチケットがとれますように
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真夏のキャンプツーリングはアリなのか?

いきなりですが、タイトルの問いに対する答えは「ナシ」です

但し打開策はある

クーラーを担いでキャンプ場に向かう?

違う

北海道だ

しかしお盆休みのフェリーは往復ともキャンセル待ち
七夕の短冊は「チケットがとれますように」で決まりだ
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鉄道写真を撮りながら、写真家が北海道を旅するテレビ番組をみた
ひどい霧で写真家を困らせるシーンが印象的だった

昨夏の道東、私も延々と霧と雨に祟られていた
それでも辛くはなかったし(最初はドン引きしたけれど)、むしろ毎日が楽しくて仕方なかった

件の写真家である中井精也さんだが、絶景を覆い隠す霧にも楽しそうだった
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キャンプツーリングという病

振り返ってみると、この1年間でキャンプをしない普通のツーリングは4回
距離にしてたったの1000km程度だ

これでは「バイクはやめて、キャンプに特化しろよ」と言われても仕方がない

自分でも本当にバイクが好きなのか少々不安になってきた

しかし、もちろんだが
バイクで走ることは、相変わらず大好きだ

ではなぜ私にとってキャンプが必要なのか?

その理由は
「バイクでキャンプしながら、一人旅をする」
この一連の行為がカッコいいから
 
青臭い?
中二病?
確かにその通り

しかしオヤジくさく齢を重ねていくより
少々こじらせているぐらいの方が、よっぽどマシだと思う
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世間から見れば小汚いライダーが一人いるだけだということは分かっている

それでもキャンプをしながらバイクで旅をしていると
違う自分に出会えるような気がする

こじらせているどころか、かなり重篤な状態であることは間違いない
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このブログを書いている人

ももとち

Author:ももとち
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

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