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幸運のニューアイテムで房総ツーリング

「人生は貸借対照表。」

東北に住む仙人のような方から教えていただいた有難いお言葉だ。
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日曜日、キャンプに使うニット帽を探して、閉店半額セールでごった返す帽子専門店に飛び込んだ。

それまでユニクロや無印良品等をまわってもコレというものに行き当たらなかったが、専門店だけあって種類は豊富、すぐにお気に入りの一品が見つかった。

値段は張るものの半額になるので十分許容範囲だったが、レジで告げられたのは値引き前の価格。

オチはセール除外品というよくある話だが、美人の店員さんの前で顔色一つ変えずにカードを差し出せた自分を褒めてやりたい。
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しかしこんな超高級ニット帽を、焚火の火の粉でダメには出来ない。

そういう訳で、この一品は急遽キャンプ用からお出かけ用に格上げとなり、早速本日の房総ツーリングに持参した。

房総といえども朝の寒さは厳しく、暖がとれるような気の利いた店も開いていない。

自ずと休憩は屋外でとることになるが、そんな時にニット帽はありがたい。

水筒に入れた暖かい紅茶で一息入れると、寒さで強張った身体もほぐれてきた。

新しくお気に入りとなった帽子をかぶって気分もいい。

いつもは通り過ぎるだけの町を、少し歩いてみることにした。

散策中、小さなお店で金目鯛の干物を買った。

価格は、先日の伊豆で高すぎて買えなかった干物の半額以下だ。
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更に歩いていくと、私より相当年上のお姉さん達から、帽子が似合っていると褒められた。

いわゆる逆ナンというやつだ。
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想定外の高値で買ったニット帽がもたらした幸運の数々。

私の貸借対照表はプラスに転じてしまったようだ。
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にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ今年もいい年になりそうで、帰宅後も興奮がおさまりません。マジで。

最後にワンチャンの愚かなライダー

自称イタリヤ人で、関西出身の兄さんが私に語った一言が妙に心に残っている。

「SNSの中では、誰もが見せたい自分だけを見せていて、不都合な事実は決して見せようとはしない。」
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先週の大洗ツーリングでは、前回記事にした通り様々なことが起こった訳だが、もう一つ書いていない話がある。

なぜなら、まさにそれが私にとって不都合な事実だったからだ。

朝から一緒に走ったS君と別れを告げた後の、慣れない夜の高速道路の上でそれは起こった。

突然私の右足をかすめるように幅寄せしてきたバンのテールライトが、暗闇の中で私に迫る。

ガツンと握ったブレーキが、なんとか衝突を回避できる効きになってくれたのだが、今度は後ろから車が迫ってくるのではないかと、とても怖かった。

幸い後続車は車間距離を確保してくれており、事なきを得た。

衝突の恐怖から解放された後、私に去来したのは安堵ではなく怒りだった。

私の中にあるはずの善良な心は消え去り、邪悪な心の言うがままに右手がアクセルを煽ったのだ。

地面を蹴って猛然と加速した私は、先程の仕返しのようにバンのコーナーをかすめて前に出た。

バンが私を抜き返そうと加速を始めたところで、ようやく我に返ったものの、遠くなっていくバンのテールライトを睨みながら、私はヘルメットの中から侮蔑的な言葉を発していた。

私が発したその言葉は、本当ならば私自身に対しても向けられるべきものであった。

にもかかわらず、私は夜の高速を走りながら、自分は悪くなかったのだと思い込もうとし始めた。

「私は走行車線を安全マージンを確保しながら、流れにあわせてただ走っていただけだ。」

「先に仕掛けたのはあいつだ。」

「手前の渋滞では、別の車に2度も無理な割り込みをされた。」

そして帰宅する頃には、すっかり自分の行動を正当化させてしまったのである。

一方でこのことはブログの記事には書けない不都合な事実だと認識もしていたのだから始末が悪い。

そう、私は帰宅するまでこのことをブログに書くつもりは全くなかったのだ。

しかし今日記事にした。

実はこの話には続きがある。

あの日、それでも晴れない気持ちで家に戻り、ライジャケをしまおうとハンガーを取り出したた瞬間、ハンガーが大きな音をたて2つに割れた。

「この次はハンガーでは済まないぞ。」

確かに私にはそう聞こえた。
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万一また同じようなことを繰り返したなら、その時には私はバイクをおります。
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それを宣言したくて、今回この不都合な事実を記事にしました。

マスツーの奇跡と地獄

ブーバイクの番組更新通知専用アプリと化していた私のLINEに、2年ぶりとなるマスツーのお誘いが入った。

「大洗でアンコウを食べようぜ」

ソロツー至上主義の私から言わせれば、小学生の遠足ではあるまいし、仲良く並んでバイクを走らせて何が楽しいのか。

しかも大洗は先週キャンプツーリングで行ったばかりだ。

それでも結局アンコウは喰いたいという訳だ。
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自宅を出て間もなく降り始めた雨は、道中もスクリーンを濡らし続け、何とか辿り着いた現地では更に冷たい雨となった。

ソロなら途中で絶対に引き返していた。

散々な目に会ったが、おかげでアンコウの出汁が全身にしみわたった。
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体ポカポカ、お肌プルプル?で店を出た後は、もう雨に降られることもなかった。

次の標的としていたナマズ(バーガー)はまさかの売り切れだったが、再び体が冷え始めた頃には湯船から霞ケ浦を眺めたりと、盛りだくさんで楽しい一日となった。

盛りだくさんといえば、こんなこともあった。

これまで散々悩まされてきたセルを押しても反応しないという原因不明の現象だが、この日は一度も発生しなかったのだ。

5月に初めて発生して以降、ツーリングの度に嫌な汗をかかされ続けたこの症状が、越年することなく解消されるのか。

クリスマスの奇跡が起こったと信じたい。

奇跡といえば、こんなこともあった。

高速道路でインカムを操作中、誤ってインカムがヘルメットから外れてしまったのだ。

瞬間、走馬灯のように脳裏に札束が舞い飛んでいく映像が流れたのは本当の話だ。

粉々に砕け散っていく運命を覚悟したはずであろうインカムは、私の肩から左胸を転がり落ち、なんと札束を掴もうと咄嗟に差し出した私の手のひらにスッポリおさまったのだ。

はずみで充電ジャックの蓋が飛んでいったぐらいは良しとしよう。
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この奇跡において神業として称えられるべきは私自身だが、もう一つ、手に馴染んだ愛用のグローブの貢献も忘れてはならない。

アウトレット品の安物だったものを、当時の愛車とカラーが似ているという理由だけで購入して以降、愛車が変わっても延々と使い続けている、かなりくたびれた一品だ。

そんな愛用のグローブだが、インカムをキャッチした後、袖口が閉まらなくなってしまった。

帰宅してグローブを確認してみると、マジックテープの部分が経年劣化で分離していた。それもよりによって仲良く左右両方ともだ。
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これもクリスマスが関係するのだろうか。
当然ボンドで補修し、これからも現役だ。

さて話はまだ続く。

この日の帰路にNAPSに立ち寄り、取り寄せていたバイク用のパンツをピックアップした。
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くたびれたグローブは使い続けても、パンツは新調するのが男の美学。

帰宅後にファッションショーを開催してみると、膝の部分に違和感をおぼえた。

急いでパンツを裏返したところ、膝プロテクターが収まっている網袋の中に、プロテクターの破片が2つ。
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早くもプロテクターを破損させたのかと思いきや、プロテクター自体は正常な形状をしており、どうやら出荷時に誤って混入したものらしい。

このパンツは自分へのプレゼントなので、これはクリスマスの奇跡と呼んで差支えないだろう。

ところで最後にもう一つだけ報告しておくべきことがある。

アンコウをやっつけた後、店内から丸見えの場所で豪快に立ちごけをやらかした。

6年目になる愛車での立ちごけはこれで2度目。

今回ご一緒したSさんと走るのはこれで2回目、にもかかわらず地べたを這いつくばる私をSさんが見たのはこれで2回目。

これをクリスマスの奇跡と呼ばずして、なんと呼ぼうか。
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声を大にしては言えませんが、立ちごけの一件だけは、マスツーを嫌う私に対しての、Sさんからの呪いに違いないと思うのですにほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

100回走っても、101回目の房総の魅力がそこにあった

温暖で多雨な房総には、昼でも暗く苔むした峠が数多く存在する。

今朝そんな峠で、道一杯に広がった泥だまりに出くわした。

Uターンにはリスクが大きすぎる急坂だったため、泣く泣く泥の中を通過した。

最徐行での渡河だったのだが、それでもツーリングの出鼻をくじくには十分すぎるほどの痛ましい結果になってしまった。
IMG_20191104_085845.jpgキャリアにまで及んだ泥はねに肩を落としていると、向こうからリア周りを泥で汚した1台のGSがやってきた。

人間落ち込んでいる時は、似た境遇の仲間を欲するものである。

相手がヘルメットを取るや否や、「散々でしたね」と声をかけた。

聞くとそのかた(以下GSさん)は、今年北海道から神奈川に転勤で越してきたばかりで、迷い込んだ道で泥だまりの洗礼を浴びたとのことだった。

一方の私は勝手知ったる道を選んだ挙句でこのザマだが、もはや泥のこと等どうでもいい。

北海道のコアな情報を聞き出そうと、GSさんに話を向けてみると、意外な答えが返ってきた。

GSさんは房総を、北海道を上回るツーリングスポットだと言い切ったのだ。

海に山に自然が広がり、渋滞はおろか信号もなく、おまけに一年中バイクで走れる房総の事がとても気に入り、GSさんは毎週のようにアクアラインを渡って房総にやってきているそうだ。

一方私にとって房総は、もはや新鮮味のない場所になっている。

しかしGSさんの先程の言葉を聞いて、今日はいつもとは違う房総の景色を見ることが出来そうな気がしてきた。

私は、やはりGSさんが褒めてくれた3気筒を響かせながら、バックミラーに小さく映るGSさんに向ってありがとうと告げていた。
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もう少し寒くなれば、波穏やかな内房の海の先に富士山が見えるようになります。

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無料でヤギと触れ合えます。

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怪しげなトンネルが、至る所であなたを迷宮へと誘います。

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迷宮の先では、チバニアン的な断層があなたの探究心をくすぐります。

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内陸部は信号も無いかわりにコンビニもありません。しかし清潔な公衆トイレが点在していますので、冬のツーリングも安心です。

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魚介が苦手なあなたも大丈夫。タイ料理でオモテナシ。

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まだまだブルーシートが多く残る房総ですが、道民も絶賛する房総に皆さんぜひ走りに来てくださいね。

でもやっぱり私は北海道がいいな。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

バイク無くともマップルは買っておけ

ツーリングの道先案内に、ツーリングマップルは手離せない。
 
自分の冒険心をくすぐるのに丁度いいその縮尺サイズ。

掲載されている口コミ情報も多すぎず少なすぎず、想像力が掻き立てられる。

だから私はツーリングにGPSは使わない。
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マップルに頼ることで道に迷ってしまうこともあるが、そのおかげで良い景色に巡り合えたことは数えきれない。

ツーリングというゲームを楽しむのにGPSはお節介が過ぎるという訳だ。

もちろん道に迷わないため最低限の努力はする。

ここは怪しいなと感じるポイントがあれば、事前にネットで調べた情報を自らの手でマップルに書き込んでいく。
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上は少々極端な例だが、岡山県のラビット(※)というライダーズカフェ&お宿に辿りつくために書き込んだもの。

こうやって出来上がった自分だけのツーリングマップルは、私にとっての宝地図になる。だからこれからもマップルに頼るスタイルを変えるつもりはない。

にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ文字サイズが小さいマップル通常版でも「まだ見える」と言い張る私は意地っ張り。「意地を張らずにGPSやスマホを駆使しろよ」と思ったあなた、多分あなたが正しいです。

(※)ラビットに行った際に書いたラビット3部作はこちらから。

このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

たまにつぶやきます

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