FC2ブログ

霞ケ浦の空を舞うプロペラ機

バイクを走らせていると、自分が飛行機乗りになったかのような感覚をおぼえることがある。

膝に抱えたエンジンが発する振動や音がそう感じさせるのかもしれない。

コーナーの先を見つめながらスロットルを開ける時、プロペラが唸りを上げ、翼が雲を切り裂き大空を駆け上がっていくのだ。
DSC06331.jpg
霞ケ浦のほとり、阿見にある予科練平和記念館を訪れた。

これまで「予科練」という言葉は知っていたが、それがどこにあり、どのような歴史をたどったのかについて、恥ずかしながら殆ど知識がなかった。

かつてこの場所には、海軍の航空隊があった。

そこにおかれた予科練習部では、14歳から17歳までの未来の戦闘機乗り達が、日夜厳しい訓練に明け暮れていたのだ。

少年達は予科練の門をくぐることが、自分の命を国のために差し出すことだと理解していた。

それにもかかわらず、当時の少年達にとって、予科練生の証である七つボタンの制服に袖を通すことが、大きな憧れだったのだ。

記念館でみた七つボタンの制服は、信じられないぐらいに小さな肩幅だった。

彼らはその小さな身体が空の上でバラバラになる恐怖を押し殺し、遠く親元を離れたこの場所でどのような未来を思い描いていたのだろうか。

彼らの多くは淡い恋を経験することすら許されなかった。

かつて予科練から戦地に送り出された少年は2万4千人を数え、その8割の約1万9千人が終戦迎える前に短い一生を終えた。
IMG_20200223_123112 (1)
デマを流す輩がいる。それに便乗する奴等がいる。

例えそのような意図は無くとも、空っぽの棚の写真をSNSにアップすれば、そんな奴等の思うつぼだ。

メディアは首相の会見を批判するくせに、スーパーの前で行列に並ぶ人達を今日も画面にうつしだし、肝心のトイレ紙メーカには取材班を送らない。

私達にはかつて少年達が命を捧げて守ったこの国を、守り抜かなければならない責務がある。

今こそ冷静に判断して、冷静に行動しようにほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ




偏見と思い出に満ち溢れた茨城ツーリング

木下(きおろし)、安食(あじき)と千葉県民でも馴染のない地名をみたあと、利根川を越えればいよいよ茨城県だ。

ここには起伏に飛んだ道も、ワインディングもなく、ただひたすらに平坦な道が続く。

見晴らしは悪くないが、一帯に広がる田んぼからは水が引いていて、春の息吹は感じられない。

突然現れたインターチェンジの出口からは、尾張小牧、栃木、福島、地方ナンバーのデコトラ達が続々と降りてきた。

遠くに見える筑波山を目印に更に進むと、景色は雑木林と空き地を繰り返すようになる。

街が近いのだろう。すれ違う車にバンが増え、その排気音は、みな不機嫌そうにブフォブフォと言っている。

絶景も観光スポットもないかわりに、忌々しい渋滞も無い。

おかげで私のバイクは羽が生えたように気持ちよく進む。

何もないと思っていた景色の中に、地元の人達の暮らしが見え始めてきた。

街道沿いに普段見慣れた看板は無く、ラーメン、蕎麦、うなぎ、どんぶり、ハンバーグ、大福は、どれも地元の店だ。

そんな中、ナポリタンの文字につられて入ったのは、一軒の小さなジャズ喫茶だった。

蝶ネクタイが似合う物静かなマスターと、陽気で気さくな奥様のお二人で切り盛りされている。
IMG_20200223_12191455.jpg
心地よいサウンドにどっぷりと浸りながら、ナポリタンスパゲッティに自分で選んだカップで飲む珈琲。

千葉の道を延々と走ったとしても、こんなに温かい場所は滅多に見つけられるものではない。
IMG_20200223_114052.jpg

DSC06334.jpg
昭和が終わりへと近づこうとする頃、茨城に住む一人の女子校生と知り合いになった。

菊池桃子似で地元訛りがとても可愛らしい彼女だったが、当時関西で暮らす高校生だった私にとって茨城はあまりにも遠かった。

家族が聞き耳を立てているせいで、思いが上手く伝えられなかったあの時の電話の記憶が不意に蘇ったのは、懐かしい味がしたナポリタンのせいだったのかもしれないにほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ





マスツーリングにおける対立と融和

私のヘルメットには

インカムがついている


毎度ソロで走る私にとって

インカムは音楽専用のスピーカでしかない


しかしそのスピーカーから

人の声が聞こえてきた

続きを読む

続きを読む

ツーリングでの出会い

ツーリングをしていると色々な動物に出会いますね。
今まで出会った動物を列挙すると、

続きを読む

このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

たまにつぶやきます

カテゴリ別

カウンター