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ライダーに対するドラマの影響力

『日本をゆっくり走ってみたよ』を観た

濱田岳さんが演じる32歳の漫画家が、ある目的のために一念発起して、バイクで日本一周するというロードムービーだ

全14話、こんなに夢中になったドラマは久しぶりだ

原作は吉本浩二さんという漫画家で、ご本人が実際に日本一周した際の経験をベースに、ストーリーが描かれているらしい

主人公がのんびり走るペースとシンクロするかのように物語が進み、旅好きの人ならきっと楽しめると思う

劇中、主人公が駆るのはYAMAHA セロー

そしてこの度、生産中止となっていたセローの再リリースが決定した

ここまでくれば次に買うバイクはセローで決まりだ

ドラマに影響されるなら、バイクの車種ではなく日本一周だろというツッコミを入れたくなるが、現実的な落としどころとしては、やっぱりセローなのだ
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2台のバイクの印象

酷暑の中、房総を走り東の海をみた

高く白い波が浜に打ち寄せる

ライジャケもブーツも脱いで、あの波に飛び込むべきだと思った

水上バイクを牽引するピックアップトラックがやってきた

残念ながらこれまではダークなイメージが強かった水上バイクだが、先の西日本豪雨で人命救助に一役買った出来事はお見事だった

いつもなら強面に感じるはずのピックアップトラックの若者の表情も、こころなしか柔和に見える

帰路、千葉市街の高速道路上ではバイクの液晶が39℃を表示した

これまで経験したことがない、気が遠くなるような暑さだ

前に続く車の列が蜃気楼のように歪み始めた時、後方で「ギャイン」という爆音がしたかと思うと、1台のバイクが車列を一気に抜き去り彼方の点となった

おかげで正気を取り戻すことが出来た

クーラーの効いた車内に座る人達の目に、あのバイクはどう映ったのだろうか
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ノートで蘇る北海道ツーリング

昨夏の北海道に持って行ったノート

その日にあったことを、短いフレーズにしてノートにしたためた

そしてそんなフレーズのいくつかはブログのネタになった

一年の時を経て去年のボツネタを紹介したい


『原野 テンションあがる』
「はらの」ではない「げんや」。原野は冒険小説の中だけの言葉だと思っていたが、実際にそんな場所が存在するのだ
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『両国』
足寄の蕎麦屋の屋号がなぜか両国、店名の由来は店員さんもご存じなかった


『シャワーなし おばちゃん優しい 400円』
受付のおばちゃんが、疲れは取れたかと優しく声をかけてくれた屈斜路湖畔の寂れた温泉

『屈斜路湖 激混み、静か 450円』
キャンプ場は激混みなのに夜は物音一つしない、本州のキャンプ場では考えられない
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『美幌峠 霧 みえず』
絶景のはずが真っ白で何も見えない


『濃霧、12℃、雨、牛』
・・・・


『取れなかったことなし』
湯船で隣り合わせになった神奈川からきたライダーの言葉。「20年連続で夏の北海道を走っているが、毎年帰りのフェリーは予約せず、当日のキャンセル待ちで絶対に大丈夫」と言っていた。信じていいのか!?


『民家の人に道を尋ねる』
お庭の手入れの最中に、オホーツクシマリス公園への道を尋ねると、丁寧に教えてくださった。内心、「おっさん一人で何しに行くの?」と思っていらっしゃったかも
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『ウナベツ休暇村 300円 長靴』
日帰り湯は地元の人で一杯、玄関に並んだ長靴からは牛舎の匂いがした


『オホーツク越しの知床半島』
雲がかかった遠くの半島が地の果てにみえた
何のためにあそこに向かって走るのかと不思議な感覚に陥った
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『○○のテネレ乗り 鹿一頭』
最果ての地の峠で同郷のライダーに会えるとは。2人でカッパを着こんでいると、目の前に一頭の鹿が現れる。立て看板には「ヒグマ生息地域」の文字が


『キャンパーネーム ○○○○れ』
関西の有名なキャラクターと似ているという理由で「○○○○れ」とのキャンパーネームを持つ男性と知り合う。

かつては何度もバイクで北海道を旅したそうだが、今は家族をバンに乗せて、毎年関東から自走で北海道に通っているそうだ。

現在も70年代のBMWを維持していると言っていた

彼は独りで旅する私を羨やましがったが、私は家族水入らずで北海道をドライブする彼を羨ましいと言った

「ライダーは独りが良いといっても、結局は寂しがり屋」とは彼の名言


『北太平洋シーサイドライン 物凄い絶景』
雨でも絶景とは恐るべし
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『〒 コンブ漁のレース』
浜中町の郵便局で、局員さんは地元の色々な情報を親切に教えてくれた。ファイターズのユニフォームがとてもよく似合う局員さんだった


『ゆうゆ 500円 ソフト 200円 サイコー』
北海道にきて、初めてシャワー、シャンプーそして休憩室が揃った風呂に入って、とても気持ち良かった。入浴後のソフトクリームは、あの味で200円とは信じられないコスパ


『チャリダー 6日目』
横浜から自転車で北海道キャンプを楽しんでいる若者と知り合う、北海道に上陸後6日目で、ようやく太陽を見たと笑っていた

彼は距離が稼げるバイク旅に憧れると言ったが、走れる距離は短くとも、充実した旅をおくっているのは絶対に彼の方だ


『雨・キリ表示⇒動物注意』
どんなに雨でも濃霧でも、北海道の電子標識の表示は「動物注意」。地元の人達からは何度も「鹿の飛び出しには気をつけて」と言われた
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『ホムセン箱2段積み』
CB1300SBのキャリアには、空高く積み上げられた2段のホムセン箱、静岡からのタンデムで、奥様の笑顔が二人の幸せを物語っていた


『神々の遊び』
霧多布岬からみた暗闇の中の夕焼け。。。と思い込みたかったが、事実は雲に映った遠くの街の灯りだったようだ
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『スピード違反』
延々と続く直線道路の脇にはパトカーと根室ナンバーの乗用車。遮るもののない道で、乗用車はいったい何km出していたのか、旅先で免停なんて考えただけで恐ろしい


『ファミリーキャンパー ほほえましい』
親子4人でキャンプ中のお母さんが「騒々しくてごめんなさい」と私に謝る。テントのそばで夕食を食べていると、隣では小学生の姉妹の歌謡ショーが始まる。ピンクレディー、松田聖子、早見優。。。

全然騒々しくない


『圏外』
オンネトーのキャンプ場は携帯圏外。マジか。クマが出ても助けを呼べない。
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『雨&霧、なかやま湖 赤いSS 事故』
最終日にワインディングで遭遇したバイクと自動車の事故。運転手らしき男性に何か手伝うことがありますか?と聞いたら、大丈夫ですとのこと。自分も今一度気持ちを引き締めよう


『秋田 スクータ おじいさん』
雨が続くので予定を切り上げてこれから秋田に帰るとのこと
かなり高齢なご様子だったが、旅慣れていらっしゃってカッコよかった


『ほくれん 定休日』
たどりついた占冠のホクレンGSは定休日。道央のホクレンフラッグがゲット出来ずがっかり。しかしその直後に起きたあるライダーとの再開の記事はコチラ


『Victria ステーキー サラダバー 1393円』
キャンプ飯以外では、これが一番美味しかったかも。北海道のファミレス恐るべし。というか俺の味覚恐るべし。


「フェリーをみながら一息 カフェバー ハニートースト 780円」
帰りのフェリーを待つ間、港をぼんやり眺めながら食べたハニートーストの味。疲れた体に染み渡るあの甘さは、北海道を無事に走り終えたものにしか味わえない。


『色々な人に話しかけられる 誰にでも話しかけたくなる キャンプ場でも街でも』
北海道にまた行きたくなる最大の理由がこれだと思う。今年もフェリーのチケットがとれますように
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想像力が欠如したライダー

「滴り落ちた汗で出来た水たまりのせいで、近寄ってきた人が足を滑らせる」

冒頭のシーンは、あるプロレスラーのスクワットトレーニングでの逸話だが、これを聞いたとき、レスラーというものは物凄いトレーニング量だなと驚いたものだ

しかし良く考えてみれば、摩擦係数の少ないトレーニングルームの床面であれば、少々の水であってもたやすく人がバランスを崩すことは容易に想像できる(無論レスラーのトレーニング量を疑う気持ちはないが)

そして今回の西日本全域を襲った集中豪雨
もはや人知を超えた自然の脅威だ

水はいとも簡単に人の命を奪っていく
人間の力で抗えること等、そこにはない

ツーリング中、豪雨を予感させる雲に向かって走るとき、不安な気持ちとは裏腹に何かを期待するワクワクした思いが同時に湧き上がる

私はなんと浅はかで、はた迷惑なライダーなのだろうか

被災者の方々が、一日でも早く安心して夜を過ごせますように
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真夏のキャンプツーリングはアリなのか?

いきなりですが、タイトルの問いに対する答えは「ナシ」です

但し打開策はある

クーラーを担いでキャンプ場に向かう?

違う

北海道だ

しかしお盆休みのフェリーは往復ともキャンセル待ち
七夕の短冊は「チケットがとれますように」で決まりだ
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鉄道写真を撮りながら、写真家が北海道を旅するテレビ番組をみた
ひどい霧で写真家を困らせるシーンが印象的だった

昨夏の道東、私も延々と霧と雨に祟られていた
それでも辛くはなかったし(最初はドン引きしたけれど)、むしろ毎日が楽しくて仕方なかった

件の写真家である中井精也さんだが、絶景を覆い隠す霧にも楽しそうだった
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速いライダーになるために

『人間は考える葦である』
だから漠然とではなく、思考を働かせながらバイクにも向き合う必要がある

ツーリングライダーが、仲間の中の一人を表してこう言う
「あいつは速い」

この時の「速い」は当然ポジティブな意味だし、「速い」とされたライダーは仲間から一目置かれている存在に違いない

バイク乗りにとって「速い」は他者からの尊敬を勝ち取るためのキーワードだ

しかし「速い」の意味をはき違えて.公道で限界までブレーキを我慢してカーブに突っ込んでいくというのは思慮がなさすぎる

速いライダーとは、突発的なアクシデントに対処できる安全マージンを確保した上で、他人より速いライダーのことをいう

私が若かった頃、私も含め仲間の多くがバイクに憧れを持っていた
誰も「速い」の本当の意味を考えず、若者が「速い」に幻想を抱いていた時代だ

ここ数年ツーリング先で若い世代のライダーが目立つようになってきた
走りを見れば分かるが、彼らの殆どは「速い」の意味を理解し実践している

一方、社会において模範を示すべき世代はどうだろうか

若い頃の「速い」に対する短絡的な価値観のまま思考が止まってしまっているのだとしたら、それはもう老害になりつつある証だ

かつて「速い」に幻想を抱いて散っていった仲間のためにも、今一度「速い」について、「バイク」について考えてみよう
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ネタバレの無いバイク雑誌の本質

ネタバレが嫌いだ

バイク雑誌の「絶景○○の楽しみ方!」といった記事の横には、必ず絶景写真が載せられている

絶景写真をみた私は、その絶景を楽しみにしてバイクを走らせる

しかし事前に絶景を写真で知ってしまったため、実際の絶景を目の前にしても、思ったほど喜びの感情は湧いてこない

これぞツーリングにおけるネタバレ

もし私が編集者だったら、風景写真は使わない
そしてその土地を文章のみで紹介する紙面を作るだろう

「そんな雑誌は地味すぎて面白くない」と反論される方のために、更なる説明を付け加えよう

まずは上の文章の一部を以下の通り抜粋してみる

絶景写真をみた私は、その絶景を楽しみにしてバイクを走らせる』

『しかし事前に絶景写真で知ってしまったため、実際の絶景を目の前にしても、思ったほど喜びの感情は湧いてこない』 

この中の「絶景」「エロ」に、「写真」「動画」に置き換えて読み直してもらえば、私の言いたかったことがご理解いただけるはずだ
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キャンプツーリングという病

振り返ってみると、この1年間でキャンプをしない普通のツーリングは4回
距離にしてたったの1000km程度だ

これでは「バイクはやめて、キャンプに特化しろよ」と言われても仕方がない

自分でも本当にバイクが好きなのか少々不安になってきた

しかし、もちろんだが
バイクで走ることは、相変わらず大好きだ

ではなぜ私にとってキャンプが必要なのか?

その理由は
「バイクでキャンプしながら、一人旅をする」
この一連の行為がカッコいいから
 
青臭い?
中二病?
確かにその通り

しかしオヤジくさく齢を重ねていくより
少々こじらせているぐらいの方が、よっぽどマシだと思う
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世間から見れば小汚いライダーが一人いるだけだということは分かっている

それでもキャンプをしながらバイクで旅をしていると
違う自分に出会えるような気がする

こじらせているどころか、かなり重篤な状態であることは間違いない
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何も無い道でみつけたもの(東北キャンプツーリング)

フードコート的な食堂が嫌いだ

そんな私にとって、ツーリング中、
そういう所で食事することは「敗北」を意味する

店と客の関係が希薄になるため
食後に満足感が得られにくいのがその理由

他にも嫌いな理由は沢山ある

たとえば、あのピーピー鳴る呼出器が
客を小馬鹿に~以下略~

我ながら、めんどくせー奴

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このブログを書いている人

ももとち

Author:ももとち
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

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