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若人達よ、バイク以外に今やるべきことがある。

かれこれ25年間ほど、ジョギングとスポーツジムでの筋トレを続けている。

メタボ防止?

違う。

プロのアスリートなの?

違う。

理由は簡単、均整のとれた身体を手に入れ異性にモテたいからだ。

そういえばバイクに乗りはじめた頃も、それと似た幻想を抱いていたはずだったが、気づいた時には全く違う方向性を志すようになってしまっていた。

バイクでは諦めた幻想を、未だにジョギングと筋トレで追いかけているという訳だ。

さて、気持ちを集中して取り組む筋トレとは異なり、ジョギングではバイクについて思いを巡らせながら走ることが多い。

最近は、バイクの買い替えについて脳内シミュレーションをしながら走っているので、自然とジョギングの距離が伸びている。

シミュレーションに登場するバイクは2台。

1台は以前にも書いたテネレ700。
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かつてないシート高という最大の懸念を乗り越えたくなるほど、発売を待ち望んでいるバイクだ。

欧州ではとっくにリリースされているにも関わらず、国内向けは来夏以降の発売とのことで、焦らされている間に、新たなライバルが登場した。

アフリカツイン1100。
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SNSでは賛否両論あるようだが、12月に登場する次機種ではローダウン版のみが用意された結果、私にも跨れる可能性が出てきたのだ。

ただ、足つきの問題が改善されたかわりに、鼻血が出そうなプライスになってしまった。

この2台のうちのどちらかに、本当に跨れる日は来るのだろうか。

何かと障害が多い2台ではあるが、恋もバイクも乗り越えるべき壁が高いほど燃えるというものだ。

ということで最近は2台のバイクに想いを馳せながら、体脂肪を燃やし続けているという訳なのである。
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さて、愛車がMT-09だろうが、テネレだろうが、アフリカツインだろうが、いずれにしろ異性の関心を惹くことはことは出来ないでしょう。

だからこそ、バイクやキャンプだけに没頭するのではなく、ジョギングや筋トレで自分磨きをしなければならないのです。

しかし25年間身体を鍛え続けてようやく気付きました。

異性にモテるためには、死ぬ気で勉強して東大を出て、経産省に入省すべきだったということを。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

100回走っても、101回目の房総の魅力がそこにあった

温暖で多雨な房総には、昼でも暗く苔むした峠が数多く存在する。

今朝そんな峠で、道一杯に広がった泥だまりに出くわした。

Uターンにはリスクが大きすぎる急坂だったため、泣く泣く泥の中を通過した。

最徐行での渡河だったのだが、それでもツーリングの出鼻をくじくには十分すぎるほどの痛ましい結果になってしまった。
IMG_20191104_085845.jpgキャリアにまで及んだ泥はねに肩を落としていると、向こうからリア周りを泥で汚した1台のGSがやってきた。

人間落ち込んでいる時は、似た境遇の仲間を欲するものである。

相手がヘルメットを取るや否や、「散々でしたね」と声をかけた。

聞くとそのかた(以下GSさん)は、今年北海道から神奈川に転勤で越してきたばかりで、迷い込んだ道で泥だまりの洗礼を浴びたとのことだった。

一方の私は勝手知ったる道を選んだ挙句でこのザマだが、もはや泥のこと等どうでもいい。

北海道のコアな情報を聞き出そうと、GSさんに話を向けてみると、意外な答えが返ってきた。

GSさんは房総を、北海道を上回るツーリングスポットだと言い切ったのだ。

海に山に自然が広がり、渋滞はおろか信号もなく、おまけに一年中バイクで走れる房総の事がとても気に入り、GSさんは毎週のようにアクアラインを渡って房総にやってきているそうだ。

一方私にとって房総は、もはや新鮮味のない場所になっている。

しかしGSさんの先程の言葉を聞いて、今日はいつもとは違う房総の景色を見ることが出来そうな気がしてきた。

私は、やはりGSさんが褒めてくれた3気筒を響かせながら、バックミラーに小さく映るGSさんに向ってありがとうと告げていた。
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もう少し寒くなれば、波穏やかな内房の海の先に富士山が見えるようになります。

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無料でヤギと触れ合えます。

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怪しげなトンネルが、至る所であなたを迷宮へと誘います。

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迷宮の先では、チバニアン的な断層があなたの探究心をくすぐります。

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内陸部は信号も無いかわりにコンビニもありません。しかし清潔な公衆トイレが点在していますので、冬のツーリングも安心です。

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魚介が苦手なあなたも大丈夫。タイ料理でオモテナシ。

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まだまだブルーシートが多く残る房総ですが、道民も絶賛する房総に皆さんぜひ走りに来てくださいね。

でもやっぱり私は北海道がいいな。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

すき焼きと珈琲とキャンプツーリング

キャンプイベント等でこれまで何度もお世話になっている伊太利亜人がいる。

今週末はキャンプイベントに参加したのだが、そこにもその伊人がいた。

伊人が駆るのはドイツ車と日本の旧車。どうも愛国心には欠けるようだ。

今回そんな彼がすき焼きを作ると聞きつけて、私は自作のタンドリーチキン一切れを無理やり彼に押し付け、代わりに牛肉をたらふくせしめた。

彼が作るすき焼きには、麩やもやしが入っている。

参加者の多くは表情をこわばらせていたが、彼曰く伊太利亜では麩やもやしはスタンダードな具材だそうだ。
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実は私の実家でもすき焼きに麩やもやしが入っているのだが、きっと母方の血筋をたどっていくと伊太利亜人につながっているのだろう。

そういえば、彼の訛りは私の訛りと似ている。肌の色だってそっくりだ。

伊達男の彼は、キャンプ場の朝に美味い珈琲を淹れることでその名を轟かせている。

今回は彼の珈琲を目当てに、マグカップを持参していたのだが、残念ながらご相伴にあずかることは出来なかった。

これに関しては彼に責任はない。

前回のキャンプでダラ撤(だらだらと撤収)を追求すると心に誓った私だったが、早撤の血には抗えず、彼が朝食の準備をする前に、キャンプ場を後にしてしまったからだ。
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早撤のおかげで私の行く手を遮るものは誰もいない。

初冬を思わせる冷たい空気の中、色づいた木々が作るトンネルを駆け抜けた早朝の峠越えは、間違いなく今回のツーリングのハイライトだった。

しかし峠越えのあと、伊人の珈琲に想いを馳せつつ喫茶店で飲んだコーヒーは酷く煮つまっており、早撤を背負ってしまった男の肩を震わせたのだった。
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今回伊人とご一緒したイベントは、Vトークラジオのパーソナリティ、クロガクさんが企画した糖質万歳キャンプ。

クロガクさんは今夏初めてご自身の愛車(V-Strom 650)で北海道に上陸を果たした。一週間を越える旅路に分刻みの行程を課したドMなツーリングの結果については、ぜひこちらで確かめてみてください。

そういえば前述の伊人よりも、クロガクさんの方がよっぽどイタリア人のような風貌なのだが、これは一体どういうことだろうか。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

バイク無くともマップルは買っておけ

ツーリングの道先案内に、ツーリングマップルは手離せない。
 
自分の冒険心をくすぐるのに丁度いいその縮尺サイズ。

掲載されている口コミ情報も多すぎず少なすぎず、想像力が掻き立てられる。

だから私はツーリングにGPSは使わない。
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マップルに頼ることで道に迷ってしまうこともあるが、そのおかげで良い景色に巡り合えたことは数えきれない。

ツーリングというゲームを楽しむのにGPSはお節介が過ぎるという訳だ。

もちろん道に迷わないため最低限の努力はする。

ここは怪しいなと感じるポイントがあれば、事前にネットで調べた情報を自らの手でマップルに書き込んでいく。
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上は少々極端な例だが、岡山県のラビット(※)というライダーズカフェ&お宿に辿りつくために書き込んだもの。

こうやって出来上がった自分だけのツーリングマップルは、私にとっての宝地図になる。だからこれからもマップルに頼るスタイルを変えるつもりはない。

にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ文字サイズが小さいマップル通常版でも「まだ見える」と言い張る私は意地っ張り。「意地を張らずにGPSやスマホを駆使しろよ」と思ったあなた、多分あなたが正しいです。

(※)ラビットに行った際に書いたラビット3部作はこちらから。

愛車メンテナンスの問題点と修正の方法

ツーリングから戻ると、カバーをかける前にバイク全体を一拭きすることを習慣にしている。

これはバイクを美しく保つ秘訣であると同時に、そうすることで愛車の異常にいち早く気づく機会を逃さないようにしているのだ。

但しその成果は?と問われれば、過去2回故障で愛車を不動にしてしまっているだけに、これまでのところは徒労に終わっていると言わざるを得ない。
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前回の台風でバイクが無残にも倒れてしまったことを反省し、今回の台風19号では、カバーを外し、愛車と水を一杯に入れたポリタンクとをつなぐという涙ぐましい対策をとってみた。

不安な一夜が明け、駐輪場に急いでみると、見事MT-09は前夜と同じ姿でそこに立っており、こころなしか愛車のフロントマスクが、ドヤ顔をしているかのように見えた。
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早速そんな愛車の汚れを落とし、チェーンに油を差して近所を一周した後、いつも通り愛車を一拭きしたのだが、ここで遂に愛車の異常をみつけてしまった。

フロントタイヤのブレーキ部分につながるケーブルを保護するカバー(下の写真の赤で囲ったパーツ)が外れ、フックだけでなんとかケーブルにぶら下がっている状態になっているではないか。
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パーツを手にとってじっくり見ても、破損した個所はどこにも無い。

パーツを元に戻そうと手ではめ込んでやると、仮留め程度にはなるが、グラグラといかにも不自然な状態だ。

急いでバイク屋に愛車を走らせ相談したところ、「ネジとパーツの間に入れるワッシャーが無くなっている」ということで、予備のワッシャーを取り付けてもらい一件落着となった(下はワッシャー取り付け後)。
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さて問題はワッシャーがなぜ無くなったのか?

その構造上、ワッシャーだけが勝手にどこかへ飛んでいくことはあり得ない。

もちろんメカに疎い私がこんなところのワッシャーを触るはずもない。

ワッシャーを取り付けてくれたバイク屋さんで夏に車検を受けたのだが、このパーツを外すような作業は含まれていなかったということだった。

これで答えが出た。

今年3月に某大手バイク用品店でフロントタイヤを交換したのだ。

3月から10月まで、何度も愛車をこの手で触って異常がないか確認してきた結果がこの様だ。

しかし反省だけでは成長は望めない。

プロのアスリート同様、敗戦から問題点を見つけ出し、修正をしていくのだ。

これまでは乾いた布で愛車を一拭きがツーリング後のルーティーンだったが、これからは軍手をはめたその手で直接各所を触りながら愛車を拭き上げてやる。

名医と呼ばれる医者が触診だけで病名を言い当てるように、いつの日か私は自分の手でバイクの異常を探し当てられるゴッドハンドを手に入れるのだ。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

さて某大手バイク用品店には、どのように落とし前をつけてもらいましょうか。

小心者の私が出来ることは限られますが、とても危険なミスだと思いますので、勇気を振り絞って注意の促す程度のメールは送りたいと思います。

買い替えられない愛車の魅力

10月にメッシュジャケットを着たのは、バイク歴10年で初めてだ。

それほどまでに今年の夏はしぶとい。

そんな暑さのせいだろうか、土曜日は秋晴れだというのにバイクの数が少ないように見えた。

その日私は、メッシュジャケットすら脱ぎ捨て、Tシャツ1枚にコットンパンツ、スニーカーという軽装で東北道を北上していた。

もちろんクーラーの効いた四輪の車内で、という話だ。

私がこの車のステアリングを初めて握ったのが15年前。

デザインに惚れ込んで衝動買いしてしまったのだが、銀色に輝く流線型のその美しさはもちろん、こいつでコーナーを駆け抜ける時の悦びも未だに色褪せない。

ここ数年ガソリン代より修理代の方が高くつくようになってしまった事は頭が痛いが、手離すつもりは全くない。

そんな愛車の名は、マツダが誇るロータリーエンジンを搭載したRⅩ-8だ。
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ライフプランナーのような職業のかたに言わせれば、既に不良債権と化してしまったRⅩ-8は一刻も早く手離すべきということだろう。

しかし他に心ときめかせてくれる車が存在しないのだから、買い替えようという気持ちが起きるはずもない。

それでも「もし修理不能に陥ったら?」

唯一そういう仮定のもとでのみ、次に買うべきモノは決まっている。

RX-8にも置き換え可能、それがコイツだ。
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ホンダ X-ADV。

これならGTカーのように長距離を快適に走ることができるだろうし、キャンプ場の悪路程度なら楽勝だろう。

ライフプランナーが聞いたら呆れるだろうが、きっとこれがあれば、平日の自分はいい仕事をするようになるはずだ。

だからRⅩ-8もバイクも、決して不良債権にはならないのだにほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

そもそも我が家のMDラジカセが壊れてしまった今、貯め込んだMDを聴けるRⅩ-8を手離す訳にはいかんのだよ。

ある女性ライダーが見た景色

先日の旅バイク祭りでは、待ち望んだツーリングシーズンの到来を感じたのにも関わらず、なんなのだ今日のこの暑さは。
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再びやってきた残暑は、空飛ぶ吸血鬼達にとってはちょうど良い塩梅なのだろう。

今朝の洗車で愛車の泥を落とした私の手足は、その間に奴らの襲撃を受け、酷い有様になってしまった。

広大な牧草地が会場であったにもかかわらず、一晩中そんな不届きな輩を全く見かけなかった旅バイク祭りが懐かしい。

私は赤く膨れ上がった個所にハッシュタグをつけながら、こんな時の為にと読まずにとっておいた一冊の小冊子を手にした。

それは旅バイク祭りの会場で手に入れたもので、女子バイクのパーソナリティであるようこさんが描いた四国お遍路ツーリングの紹介本だ。

お遍路に全く興味の無かった私だが、この本を読んで「バイクでなら」という気持ちがむくむくと湧いてきた。

さてこの本の裏表紙にはこんなイラストが描かれている。
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彼女が見ている景色を想像して時間が過ぎるのを忘れてしまった私が次に乗るフェリーは、もしかすると北海道行ではなく、四国行になるかもしれない。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

バイクに乗るという壮大なゲーム

駐輪場の屋根が吹き飛び、MT-09がサイドスタンド側に倒れた。先日千葉を直撃した台風が我が家に残した爪痕だ。

いや、被害が深刻な地域に比べれば、この程度は爪がかすった跡というべきだろう。

台風が去って数日後、長く暑い夏が終わった。

夏の空気が秋のそれに入れ替わり、街にバイクが増え始めるのをみて、私は久しぶりにジョギングシューズを履いて、家から飛び出した。

夏の間、ジムでトレーニングを続けてきたおかげか、意外にも足取りは軽い。少々息は上がり気味だが、これは生きているからこその、歓迎すべき肉体の反応だ。

何個目かの角を曲がったところから見える犬小屋。あの白い犬は元気だろうか。

ほとんどいつも横になっていて動かないのだが、まれに飼い主に連れ出され、家の前で自分のしっぽを追いかけるようにして、よたよたと円を描き続けている年老いたワンコだ。

果たして、彼はこの長く暑かった夏を生き延びていた。体を丸めじっと横になっている姿は相変わらずだが。

勇気をもらうという言葉は嫌いだが、呼吸にあわせて微かに動く彼のお腹を確認して、私はそれに近い感慨をおぼえた。

ようやく息が整い始めた頃、公園の木陰のコースに入る。隆盛を誇っていたセミの声には焦りがみえはじめ、赤とんぼが制空権を支配しようとしている。

もしかするととは思っていたが、園内では先日の台風によって何本もの木がへし折られていて、無残な姿が放置されたままだ。

その中でも一本の巨木は、地中に長く伸びた根もろとも倒されており、元々は根の上を覆っていたはずのコンクリートを、その断末魔の力で地表から大きくめくれあがらせていた。

木陰のコースを進むと、いつもはカモが泳ぐ小さな池には、どこから飛んできたのかシラサギが一羽、中州の縁で佇んでいる。

少しうつむき加減のシラサギは、まるで水面に映る自分の美しい姿にみとれているようだ。それとも台風の夜を生き延びたことに、思いを巡らせているのだろうか。

当のシラサギからすれば、そんな平和ボケのようなことを考えてしまう私など、嘲笑の対象でしかないのだろう。

シラサギは私などには目もくれず、目の前を泳ぐ獲物を虎視眈々と狙っている。

いよいよ足取りは軽快で、ウェアを通り抜ける秋の風が心地よい。

公園を出た後は、もう少し遠回りして帰ろう。そして少しだけペースを上げて、もう一度生きている証を確かめてみよう。
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ジョギングから帰ると、駐輪場の屋根は修理が終わっていました。カバーの中のMT-09は、すぐに来るであろう次の出番を待ち構えているはずです。

この秋もたくさんの道をMT-09と走ることになるのでしょう。

しかしこのカバーをはぎ取ってバイクで走り出すという行為は、実は一時の喜びを得るその代償として、自分の命を危険に晒すということなのです。

命を賭してまで得なければならない喜びなど、一体どこにあるのでしょうか。

それとも、安全運転の術を会得し、プロテクターを身に纏った自分だけは事故で死ぬことは無いと信じている、私とはそんなにも傲慢な人間なのでしょうか。

目の前にあるのは、壮大なロシアンルーレットのようなゲームだと分かっていても、それに乗り続ける私は、きっと傲慢で愚かなのでしょう。

いくら自問自答しても答えは変わらないのです。

まるでそんな私を嘲笑うかのように、シラサギの鳴き声にも似たけたたましい音を響かせて、1台のバイクが走り過ぎていった。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
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人生の岐路に立つキャンプイベント

私が早徹(※)を信条としていることは以前にも書いた。

(※)テントで一夜を過ごした翌朝、出来る限り早く撤収を済ませバイクで走り出すこと。

私が早徹をする最大の理由は、キャンプ場の周辺にバイクを走らせるのに気持ちの良い道が広がっているから。

スキーヤーが朝食もそこそこにロッジを飛び出し、まだシュプールの描かれていないバージンスノーを堪能するが如く、私はツーリングロードを走る今日最初のライダーになりたいのだ。

そんな私は今週末、バイク系インターネットラジオ(ポッドキャスト)としては日本最大のキャンプイベントである「旅バイク祭り」に参加していた。

今年は全国各地から300人弱ものリスナーが愛車を伴って、会場である山梨県のハートランド朝霧に集まった。

隣のテントの方に自己紹介すると「あーあのブログの」と言ってくださる方がいらしたりして、その時点で「この偉業はブログに書こう」と有頂天である。

旅バイク祭りとは、このブログが私の自慢話を披露する場に成り下がるほどの大きな喜びをくれる、そんな素晴らしいイベントなのだ。
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そしてそんな楽しい時を過ごした翌朝、まだシュラフから出てもいない頃から、道が私を呼ぶ声が聞こえてくる。

そう今回も早徹だ。

その後、誰もいない脇道で静かに佇むオジサンと知り合えた事は、やはり早徹のおかげだと断言できる。
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しかし、これまで早徹によって様々な恩恵を受けてきた私だったが、今回は事情が違っていた。

後から振り返ってみると、私がオジサンと心を通わせていた丁度その頃、イベント会場では予想外の出来事が起こっていたのだ。

なんと、わざわざ200人を越える参加者の中から、顔も知らない私に会うべくオレンジのMT-09を探したが、見つけることができず断念したというツィートが流れているではないか。

関西在住のその方は、昨夜遅くに現地入りして朝一番で私を探してくださっていたのだが、当の私は道が俺を呼んでいる等と粋がって、その頃には既に早徹をきめてしまっていたのだ。

愚かだ。

このイベントの主旨を少しでも顧みていれば、早徹など愚の骨頂であるという判断がついたはずだ。

愚かすぎる。

こんな私など、あのオジサンに農薬を盛られて死んでしまえばよかったのだ。

ということで早徹に憑りつかれたコベはもう死んだ。

いやそれだけでは不足だ。

そもそも誰かが来て下さるのを待っている姿勢からして性根が腐っている。

そうだ、新生コベとして参加する来年の旅バイク祭りでは、こちらから出向き挨拶してまわろう。

そして次回こそは早徹の誘惑を断ち切ることができるよう、今後のキャンプでダラ徹(ダラダラと撤収)の術を一から学んでいくのだ。
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実は会場で私を探して会いに来てくださった方は、他にもいらっしゃいました。本気で嬉しかったです。これからを生き続ける喜びとなりました。ありがとうございました。

そして、このように熱気あふれる素晴らしいイベントを開催してくださった旅バイクのratさん、女子バイクのようこさん、スタッフの皆さんありがとうございました。
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上のような早朝の風景は撮れなくなるかもしれませんが、私、ダラ徹王を目指して精進します。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

キャンプツーリングを楽しむための素養

小学生の頃、忘れ物の数は教室の中で常にトップクラスだった。

つまり当時の私は、注意散漫なクソガキだったということだ。

だがそんなクソガキも、いくつかの大きな失敗で学んだからか、今や周囲から「周到な」という形容詞をつけて語られるような立派な大人に成長した。
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先程、来週末のキャンプのパッキングを終えた。

行先はこれまで何度もテントを張ってきた朝霧高原だが、暑い時期は初めてになる。

果たして現地の夜も暑いのか、それとも涼しいのか、あるいはすでに寒いのか。

蚊取り線香は必要だろうか。

たとえ蚊がいなくとも、去りゆこうとしている夏を偲ぶことができるフレグランスとして持っていくのも悪くないかもしれない。

このように、蚊取り線香一つとっても、あれこれ思案をするためパッキングは一向に捗らない。

しかしこの考えを巡らせている時間がとても好きだ。

前夜に慌ててパッキングするなどということは、キャンプツーリングの魅力のいくらかを放棄しているように感じてしまう。

だからパッキングはじっくり時間をかけるのが常だ。

キャンプツーリングとは自然の中で解放感を味わうだけではなく、周到な準備からはじまって、帰宅後には次回のため各種道具のメンテナンス含め、トータルで楽しむ余裕のある大人のための趣味なのだ。

私などは、おおよそ週末の午後は書斎でキャンプ道具のメンテナンスに時間を費やし、すべて納得がいく陽の傾きかける頃から、やおらソファーに身を委ね、スコッチとシガーの紫煙を楽しむのが常だ。

さて周到な大人に成長した私だが、このように十分に時間をかけて準備をしていても、キャンプに行けば、毎回現地で忘れ物に気付いて「あちゃー」となるのが常なのだ。

まさに三つ子の魂百まで、周到に準備することを覚えても注意散漫さは相変わらず、人は簡単には変われないのだ。
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差し当たり只今は、ヘッドランプとLEDランタン用の電池を充電中なので、こいつらのことを忘れないように注意している。

と、電池に気をとられている間に、きっと大事なものを見逃しているに違いない。

しかし安心したまえ。

無いなら無いで、なんとかして楽しむのがキャンプツーリングの醍醐味。だから私のような注意散漫な大人でも、こんなに楽しむことができるのだ。にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ

このブログを書いている人

コベ

Author:コベ
MT-09というバイクで、寒さ暑さに負けずに走り回っています

たまにつぶやきます

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